kojack-ferrariのクルマ道

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【整備メモ】595コンペティツィオーネ タイミングベルト&ウォーターポンプ交換

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今回は、アバルト595のタイミングベルト交換のハナシです。

アバルト595コンペティツィオーネの現状

アバルト595コンペティツィオーネは、日常のメンテナンスを欠かさないことと2019年式ということもあり、いたって元気です。
目立ったトラブルもなく、経年劣化したバッテリーをルーティンで交換したぐらい。
電装品も含めてトラブルらしいトラブルも発生していませんでした。

ただ、気掛かりなのは595コンペティツィオーネの持病のひとつである冷却水漏れ。
アバルト仲間でも何台かこれを発症して入院しているので、年数的に気をつけねばと思っていました。

そろそろオイル交換の時期だったので、いつもお世話になっているニッカーズに持ち込み、交換を依頼しました。
帰宅してしばらくすると、ニッカーズからメールが…

「オイル交換しようとアンダーカバーをはずしたところ、ウォーターポンプ(WP)から冷却水が漏れています。」


やっぱり来たか😓
新車から4年経過だし、”順当” な故障ww
ここを修理するということはタイミングベルト(タイベル)も交換したほうが効率的なのはフェラーリで何度も経験済み。
出費は痛いけれど、思い切って予防整備したほうが精神安定にもなるので、合わせて交換依頼しました。

予兆はあった

実は冷却水漏れの予兆はありました。
毎週洗車した際、ボンネットを開けて水切りがてらエンジンルーム全体の掃除とチェックを行っているので、LLC(冷却水)のリザーバータンクの液量が減っていることに気づいていました。
ただし、まだ正常値の範囲内。
下回りを覗いても液だれ跡もないし急速な漏れ方ではないので、もう少し様子見と考えていました。

しかし、ニッカーズの佐藤メカの見立てではアンダーカバーに相応の液漏れ跡があるので交換した方がよいとのアドバイス
数多くのアバルトを整備している信頼のおけるメカなので、素直に交換をお願いしました。
ガスケットが弱いのか、熱害を受けやすいからなのか、持病ともいえるWPからの冷却水漏れを一向に対策しないメーカーの姿勢には疑問が残ります。
バッテリーの突然死も有名な持病ですが、一切関知しない姿勢だし🙁 この辺りはイタリアのよくないところ

交換作業の実際

今回はオイル交換もあり時間がかかるので、ニッカーズに一週間ほど預けての整備となりました。
そのため、交換作業の詳細写真はありません。
ただし、交換部品の記録があるので公開します。
WP交換前の写真です。
WP下あたりにピンク色の結晶状の付着物が確認できます。
595コンペティツィオーネのLLCはピンク色なので、これが液漏れして乾燥した跡でしょう。


WP本体を見ると、やはりガスケットがかなり傷んでいます。
ターボでもあるし熱害が一番の原因かな🤔


一方、タイベルはまだ走行距離20,000km程度なのでベルト表面もコマもしっかりしていますね。
ただし、ゴム製品なので経年劣化も考慮する必要があります。
595コンペティツィオーネでは4年/40,000kmを目安に交換というところでしょうか。

このタイベル、滅多に切れることはありません。
実際、トラブルになるのはベルトのコマ飛び(コマずれ)。
コマがひとつずれることでバルブタイミングがずれてクラッシュするのが一般的。
まあ、ずれただけでもピストンにバルブが当たりエンジンが壊れるので、高額な修理となることには変わりありません。

そのため、予防整備として定期的にタイベル交換することをおすすめします。
また、タイベル交換時には作業途中でWP周辺にリーチできるので、合わせてWP交換(またはオーバーホール)すると工賃も抑えられます。
ひとまずタイベル&WP交換を済ませたので、これで4年くらいは安心です。

以上、595コンペティツィオーネのタイベル&WP交換の作業レポートをお送りしました。

交換作業を検討されていらっしゃる方や将来のオーナーさんのために少しでもお役に立てたら幸いです😌

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