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今回は、MT車のハナシです。
退屈です〜
先日、一日試乗でAT車を久しぶりに運転しました。
なにせウチにはMT車しかないので😅
更にいうなら周りの仲間もMT車だらけで、AT車に触れる機会すらないのです。
とはいえ、もちろんAT車に乗れないわけではないのでスイスイとドライブして目的地まで行き、さて帰ろうと走っていた時のこと。
道路は空いていて気持ち良く流れている。
大好きな音楽が心地良く聴こえる車内。
アクセルを軽く踏む以外何もすることのない状態…
ああ退屈🥱
眠くなってきました。
操ってこそ
危ないので、空地へ退避して少し目を瞑り休憩。
スッキリしたところで運転再開しましたが、やはり普段MT車に乗っているせいか手持ち無沙汰なんですね。
シフト操作もペダル操作もなく、静かで快適過ぎる状態だと。
とても素晴らしいことなのですが、如何せん退屈なのです。
ディーラーへ試乗車を返却して、アバルト・595に乗り込む。
エンジンを始動させると力強い咆哮とともに心地良い振動がステアリングから伝わってきます。
シフトレバーを左上に動かし、クラッチを繋ぐ。
足裏に感じるクラッチディスクの感触。
ミートを確かめ踏み込むアクセル。
と、同時にタイヤが路面を蹴る感覚がキックバックされ、レブカウンターのドットが一気に立ち上がる。
後ろに置き去りにされる、弾けるようなエキゾーストノート。
やっぱり、コレがないとね。
操っている感覚とでもいうのでしょうか。
時代遅れで構わない
仕事仲間と話していると、愛車が全部MT車であることに驚愕され、呆れられます。
今時、クラッチなんてあり得ない、と。
渋滞や坂道発進で面倒じゃないか、と。
新しい車を買え、と。
まあ、言いたいことはわからないでもないのですが、こうして今の車に試乗してみると退屈以外の何物でもない、かえって危険な乗り物に乗っている感覚なのです。
居眠り運転防止装置より、居眠りできないような操作だらけの運転の方がよほど安全なのでは⁈
なんて屁理屈を言ったりして(笑)
時代遅れの車に乗って
時代遅れの男と笑われても
クルマをこよなく愛する人と心を通わせることができたなら、それでいいとひとり密かに思うのです。
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