kojack-ferrariのクルマ道

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昔の相棒に会いたい ~W211型 メルセデス・ベンツ E350 アバンギャルドS~

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ひょんなことから

初めてメルセデス・ベンツを手にしたのは、たしか44歳の頃。

スポーツカー好きのkojackですが、「最善か無か」というキャッチコピーが記憶のどこかに残っていて、メルセデスに乗るならW124と決めていました。
引用元:POLO http://www.polojp.com/cardata/171930

中古車サイトを毎日のように漁り、辿り着いたのがW124型220Eリミテッド。
噂に違わず細部まで本当にしっかり作り込まれた逸品で、乗り味も操作性も何もかもが納得できる素晴らしいクルマでしたね。

大のお気に入りであちこちドライブしたり、買い物にと大活躍していましたが、ある日通っていた整備工場に顔を出すと、社長から「話があります」、と…

すると驚きのひと言が!
「整備でW124をお預かりしていたところ、たまたま来訪したお客さんがあまりに状態が良いので譲ってほしいと…」

へぇ~、そんなことって本当にあるのね。
お世話になっていた工場と社長さんだったので泣く泣くお譲りすることに。

ひょんなことからW124がなくなってしまい、見つけたのがW211でした。

これもベンツ

W124までの思想は、しっかり造るからその分価格も高い。買える人が買ってくれればそれでよい、という感じでしたが、さすがに景気の動向を踏まえるとそんな思想では経営が成り立たなくなったのは言うまでもありません。

そこで大きく舵を切り、エンジンやパーツをモジュール化し、コストダウンして利益を上げようという新しい思想の下生み出されたのがW210型Eクラス。

これまでとは180度逆の設計思想で開発されたEクラスは、従前からのベンツを知るオーナーからは敬遠されましたが、徐々に新しい思想、クルマづくりが浸透し軌道に乗ってきたところで登場したのがW211型Eクラスです。


W210である程度免疫ができたこともあり、新旧オーナーから幅広く愛され、商業的にも成功を収めたW211。
もちろん、先代で受けた批評を隈なく改善しクオリティ向上など対策に抜かりないのは当然ですが、W211が新しいベンツとしての姿を確立したモデルといってもよいでしょう。

まさに、これもベンツ。

チョイ悪

W211は、W124ほど厳つい圧迫感のあるフロントフェイスでもなく、かといってW210のようなファニーフェイスでもない、チョイ悪な顔つき。
言い換えれば、カッコ可愛いフェイス。

kojackの愛車は、E350アバンギャルドSというモデル。
カルサイトホワイトというスッキリとしたオフホワイトのボディカラーに三面真っ黒のフィルム張りで、ちょっと見にはあっち系のクルマでした。

グレードもアバンギャルドSという、AMGアルミホイールに極太タイヤ、同じくAMGのフルエアロにマフラーテールフィニッシャーを装備。
これでビルシュタインのサスキットで車高を下げて、さすがに雰囲気的にもお近づきにはなりたくない仕様。

そのせいか、高速でも普通に走っているだけでモーゼの十戒よろしくサーっと前車が横に掃けていくのでした。煽ったりなんて絶対していません。誓います😉

このW211型E350アバンギャルドSは、スムーズな走りとどこまでも安定した乗り心地、快適装備の数々と満足しかないモデル。

亡くなった父もお気に入りで、一緒にお出かけしたりしたことを思い出します。

やっぱりメルセデス・ベンツは良い。
何がというより、全てにおいてクルマづくりの何たるかを知っていることが伝わってくるというか…

一番クルマに夢中だった頃の相棒にまた会いたい。

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