kojack-ferrariのクルマ道

~クルマをこよなく愛する人へ~                      ※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

オイル上がりってナニ? 〜いまさら聞けないクルマのハナシ〜

f:id:kojack-ferrari:20220315085612j:plain

今回は、オイル上がりのハナシです。

オイル上がり⁈🤔

「オイル上がり」なんて言葉を聞いたことありますか?
ないよ、という方も多いでしょう。
オイルが上がるってまた値上げのこと⁈
それも違うんです。 値上げはされるかもしれませんが…

オイル上がりとは、ピストンとシリンダーと呼ばれる部品の間からエンジンオイルがすり抜けてしまう現象を指します。
引用元:エンジンオイル屋 https://www.engineoilya.com/purpose/white-smoke/

ピストンリングの摩耗やシリンダーの傷があると発生しやすくなります。
すり抜けたオイルが燃焼室に入り混合気と一緒に燃焼されるため、白煙が混じった排気がなされます。

見分ける方法

オイル上がりを起こしたクルマは、加速時やエンジン回転を上げた時にマフラーから白煙が出ます。
たまに発進時とか加速時にだけ白煙を吐いているクルマを見かけませんか?
あれがオイル上がりを起こしている状態です。

また、オイルが燃焼してしまうので、オイル量の減りが早いのも見分けるポイントです。

月に一度くらいオイルレベルゲージを確認することが有効です。
オイル交換時などに通常より減少量が多いとメカニックから指摘されたら疑いましょう。

放置しておくと怖いことに

オイルの減りが早いのでエンジン焼付の原因にもなります。
また、オイルが燃焼することでスラッジと呼ばれるゴミがエンジン内部に堆積して故障の原因となります。

発見したら早期に整備をすることがクルマを長持ちさせる秘訣。
すぐに整備できない時は、オイルの粘度を少し硬めにしたりする応急対策もあります。


ピストンリング交換やシリンダー面研となると作業も大掛かりで費用もそれなりとなるので、整備前にメカニックとよく相談して対策の方向性を決めておくことも重要です。

"こういうブログ興味あるなぁ"、という方は是非「読者」登録をお願いします。
よろしくお願いします。


お読みいただいたついでに
👇をクリックいただけると嬉しいです😄

にほんブログ村 車ブログへ
にほんブログ村