kojack-ferrariのクルマ道

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【整備メモ】F355ベルリネッタ キャタライザー修理(リビルト)

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キャラタイザーの現状

F355Bは購入時、キャタライザー(触媒)がストレートパイプに交換されていて、排ガスが浄化されない状態でした。
これは良くない状態なので、すぐに中古の純正キャタライザーを探して購入して取付ました。

程度はまあまあのものだったので長く使えるとは思っていませんでしたが、3年ほど使用したところで中の触媒が崩れ始めたのか、排気音が少し変わりマフラーのテールパイプにも白いものが付着し始めたので、主治医のロペライオ・駒本さんに相談。

音を聴いた状況ではまだ中身の触媒が完全に崩れて筐体の中で回っているわけではないので、すぐにではないが交換か修理した方がよいでしょう、とのこと。
これは整備計画を練らねば😐

交換か修理か

キャタライザーは排気ガスを浄化する重要な装置なので、メンテナンスはしっかり行う必要があります。

車齢が20年を超えているF355Bでは純正品を入手するのはかなり困難。
駒本さんの話では、もしあったとして今の相場では50万円/個でも買えないそうです。
F355BはV8エンジンなので2個必要ですから、下手すると150~200万円ほどとなる可能性も…


そこで修理に絞って駒本さんと検討。
過去にF355のキャタライザーをリビルト修理した経験があり仕上がりも性能面でも問題なかったというので、今回はそれで対応することに決定。

頼りになるね、駒本さん😊

作業の実際

ということで修理・整備はロペライオファクトリーセンター・駒本工場長にお任せ。
このショップは広いスペースに4基のリフターを備え、セキュリティも万全。
加えて、駒本さんはフェラーリマイスターなので安心して預けられます。


まずはバンパーやマフラーを取り外して、キャタライザーにリーチします。
上部キャタライザーのバタフライバルブが見えますね。
これを開閉して排圧(負圧)をコントロールしています。(裏の意味ではエキゾーストノートのコントロールかな⁈🤔)


これが純正キャタライザー本体。
リビルト後ですが、綺麗に溶接されていて良さそう。


エキパイとキャタライザーを繋ぐガスケット。
銅系焼結合金らしのですが、古い物(右端)は熱害で粉々に。


リビルトしたキャタライザーを取り付けた図。
結合部に先ほどのガスケットが見えます。


マフラー、バンパーを戻して完了。
マフラーのテールパイプも綺麗にクリーニングしてもらい引き締まりました。

今回のリビルトでは触媒構造が変更されたと思われるので、若干エキゾーストノートに変化が感じられましたが性能的には問題なし。
中古純正キャタライザー+リビルトでも新品純正品の半額以下ならコスパも良し!
これでしばらく心配なしです。

以上、F355Bのキャタライザー修理(リビルト)の作業レポートをお送りしました。

修理を検討されていらっしゃる方や将来のオーナーさんのために少しでもお役に立てたら幸いです😌

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