kojack-ferrariのクルマ道

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車検ってナニ? 〜いまさら聞けないクルマのハナシ〜

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なんとなく

「いまさら聞けないクルマのハナシ」
今回は、車検についてお話してみたいと思います。

愛車を手にしたことのある方なら「車検」という言葉はお聞きになったことはあるでょう。
もう少し言えば、なんとなく「2年に一度なんかの点検を受けなきゃいけないもの…」くらいはご存知かと。

でも、「車検」って本当はいったい何者?
どんなことをやって何が変わるの?
こんなの面倒だし受けなくてもいいんじゃないの⁈🤔
などなど、いろいろとギモンをお持ちのことと思いますので、そのあたりも順番に見ていきましょう。

車検とは

「車検」とは、自動車検査登録制度の略で、通常は継続検査とも呼ばれています。
その目的は、クルマが保安基準に適合しているかどうか定期的に検査・確認するためのもの。
ここで重要なのは、車検はあくまで「保安基準に適合しているか検査・確認」するだけということ。
クルマが定められた保安基準を満たしているかを検査する制度で、クルマの各機能が正常に作動するか、排気ガス規定を満たしているかといった安全性や公害防止性能をチェックします。
決して故障個所を修理したり、快調に走れるように整備することではありません。

もちろん、この車検に合格するには保安基準を満たさなければならないので、見合った整備や修理が必要となるのは当然ですが、これは正確には車検ではなく「車検整備」と呼ばれる車検に合格するために行う事前整備を指します。


ですから、よく広告に『激安車検○○○○○円』などと謳われているのは、あくまで検査に合格できるよう整備されたクルマの検査を受けるだけの費用のことであって、この中にオイル交換だのブレーキ交換だのといった整備費用は、原則一切含まれていないので要注意!(店によってオイル交換等を含んだパック料金のものもあります)
また、同様の広告には検査費用のみで法定費用(自動車重量税自賠責保険料、印紙代)が含まれていないこともあるので、見積時にはよく確認しましょう。

車検を受けるには

その車検、いつ、どこで受ければよいのでしょうか。
まず、いつ受けるかというギモンですが、これは車種によって異なります。

一般に、自家用乗用自動車や軽乗用自動車なら初年度有効期間は3年、以降継続検査は2年と定められています。

また、車検を受ける場所は、基本的には運輸支局の検査場です。
民間の整備工場、中古車販売店などに車検の依頼をすると、店側で点検整備を行ったうえで運輸支局に持ち込んで車検を受けます。
しかし、各地の運輸支局から認定された認定工場に指定されている大型カー用品店の車検場や、自動車販売ディーラーは自社の整備工場で車検整備を行い、その場で完了させ、保安基準適合標章を発行することができます。
ちなみに、車検を受けることができるのは、有効期間の30日前からになります。

それから、”車検って受けなくてもいいんじゃね⁈” と思っている方が万が一いるかもしれませんのでお知らせしておきます。
車検が切れたままの状態を知っていても知らなくても発覚すれば違反です。

道路運送車両法違反の犯罪として刑事処罰の対象になります。
6か月以下の懲役または30万円以下の罰金(道路運送車両法第58条1項、108条より)が科せられます。
自賠責保険も切れていれば自動車損害賠償保障法違反となり、1年以下の懲役または50万円以下の罰金(自動車損害賠償保障法第5条、86条の3より)が科せられます。

車検切れでの違反点数は6点、自賠責保険切れでの違反点数も6点、両方合わせると12点ですので免許停止は免れませんのでご注意くださいね。

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