イタリアの魂
”イタリアの誇り”
といえば、皆さんご存知の「フェラーリ」
では、”イタリアの魂” といったらどの自動車メーカーのことを指すのでしょう?
この名前を聞けば、すぐわかりますね!
そう、「アルファロメオ」です。
フェラーリの創始者、エンツォ・フェラーリが若かりし頃、アルファロメオのレーシングドライバーとして活躍していたことはつとに有名な話。
ここから巣立ったエンツォがフェラーリ社を設立し、”イタリアの誇り” と呼ばれることになったことから、そのルーツであるアルファロメオが ”イタリアの魂” となったワケです。
兄貴分は世界チャンピオン
それ故、アルファロメオは早くからレース界で活躍し、市販車でも数々の名車を世に送り出してきました。
中でも90年代のDTM(ドイツツーリングカー選手権)やBTCC(イギリスツーリングカー選手権)で大活躍した『アルファロメオ・155』は大変人気の高いスポーツセダンでした。
引用元:四国自動車博物館 https://lovemota.vistanet.co.jp/museum/4/alfa_romeo/000016.html
この『155』は、1993年、デビューイヤーにもかかわらず22戦中14勝という圧倒的な速さと強さを誇って、チャンピオンを獲得するという快挙を成し遂げています。
アルファレッドのボディカラーに派手なエンブレムのカラーリングとシルエットフォーミュラを思わせるド派手な前後スポイラーで、一躍スターへと昇りつめた『155』。
実は、この『155』には弟分がいたのです。
引用元:AUTOCAR JAPAN https://www.autocar.jp/post/570534
それが今日の主役『アルファロメオ・145』
『155』が4ドアセダンなのに対し、『145』は3ドアの軽快なホットハッチ。
兄貴譲りのエンジンや足回りを奢られるなど非常に熱いモデルでした。
デザインも155同様、直線基調で切れ味鋭いシャープなもの。
線を引いたのはチェントロ・スティーレ(アルファロメオ・デザインセンター)ですが、なかなか良いまとまり感を醸し出しています。
楽しさもイタリアン
その145、どんな走りをするのかな?
気になりますね。
kojackは代車として半年⁈乗り続けていたので、割とよく理解していると思っています。
そのクルマは「145クアドリフォリオ」という最もスポーティなグレード。
正直言うと、正規輸入されたのはこのグレードだけなので、ディーラーの代車としては当然これになります。
エンジンはツインスパーク、つまり1気筒あたり2本のスパークプラグを装備した2.0L DOHC直列4気筒。
その動力性能は、最高出力155ps、最大トルク19.1kgf·mと堂々たるもの。
非常に古典的な、とでも言うべきエンジン特性は、パワーバンドでその能力を如何なく発揮する、操る者には大変楽しいエンジン。
足回りもトラディショナルですが、その動きは必要十分で不満はありません。
引用元:AUTOCAR JAPAN https://www.autocar.jp/post/570534
アルファらしいクイックな回頭性、パワーバンド内にレブカウンターの針を閉じ込めておけば、漲るチカラが溢れ出し、いつしか汗をかくほど走りにのめり込むことができます。
安っぽい仕上げの内装も、ひと時代前のイタ車らしくて憎めません。
少々ヨタった見た目も風合いと捉えて、格安中古車で味わうイタリアンの世界…なんていうのも、また良し。
派手さはありませんが、血統は紛れもなく名車のそれ。
こんな隠れた存在にスポットライトを当ててみるのもよいのでは?
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