kojack-ferrariのクルマ道

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未体験の領域 ~英国車の魅力とは~

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愛する心

「英国車」なんてちょっと時代がかった言い方をしましたが、イギリスのクルマってどことなく伝統とか格式とか肩肘張ったイメージがありませんか?

きっと皆さんがそう思われるのは、英国車といえば『ロールスロイス』とか『ジャガー』とか『ベントレー』なんていう超高級で豪華なクルマを思い浮かべるからかもしれません。

イギリスは古くから自動車産業が栄え、広く普及した国のひとつ。

もちろん自動車メーカーも数多くあって、前述のほかにも『ローバー』、『デイムラー』、『MG』、『アストンマーティン』、『ロータス』に『マクラーレン』…
まだまだ挙げればきりがないほど大小様々なメーカーが存在しているんですね。


そして、イギリス人はクルマが大好きで、とても大切にする国民。
ですから、古いクルマを自ら修理して長く乗っていたり、中には自分が乗っていたクルマを子供に譲って、一緒に整備しながら楽しむなんていう人もいるほど。

クルマを愛する心が豊かな国なんですね。

レース好き

イギリスにはたくさんの自動車メーカーがあると言いましたが、その中でも『アストンマーティン』や『ジャガー』、『ロータス』といったメーカーは早くからモータースポーツに参戦し、ル・マン24時間耐久レースやF1(フォーミュラワン)で優勝するなど輝かしい戦績を収めています。

クルマ好きな国民ですから、レースに傾注するのも自然なこと。
それゆえ、自動車レース創成期からイタリア車と肩を並べて戦ったのは、イギリスのスポーツカーなのです。

わけても『ロータス』は、創始者コーリン・チャップマンがロンドン大の学生時代に副業で中古車販売店を営みながら、そこで売れ残ったクルマをレーシングカーに改造してレースに参戦したという筋金入りのレース好きのメーカー。


イタリアのフェラーリとどこか似たような境遇ですが、こちらは手作り感満載のレーシングカーが主体で、エンツォ・フェラーリのように勝つことに執心するというより、とにかくレースを楽しむという精神が伝わってきます。

とはいえ、レースを続けるには多額の資金が必要ですので、チャップマンは資金調達のためにクルマを製造販売することを考えます。

しかし、ちょっと変わっていたのは一般的なクルマではなくレーシングカーを売り出したこと。
『マーク6』という名のレーシングカーは、基本コンポーネントとエンジンをはじめとするオプションを組み合わせる形のキットカーとして売り出されました。

この辺りの感覚もレース好きならでは。
エンジンや足回りは好みのものに変更しやすいよう、最初からオプション扱いにするなんて。

『マーク6』の成功で経営が波に乗ったロータスは、本格的に市販車の販売を始めます。
その第1号が今でも有名な『セブン』ですね。
引用元:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/

これに続くキットカーが、これまた有名な『エラン』というワケです。

スポーツカーの基本

「ライトウェイトスポーツ」という言葉も久しく聞かなくなりました。
現代のスポーツカーは大きく重くなって本来の姿からはだいぶ遠のいているので、こんな言葉は忘れ去られたのでしょう。

しかし、ロータスが生み出したスポーツカーである『セブン(スーパー7)』や『エラン』は超軽量ボディと1.6L DOHC直列4気筒の軽快なエンジンで、スポーツカーとは何ぞや!ということを教えてくれます。
”軽さこそスポーツ” という究極の解をね。

これこそスポーツカーの基本であり鉄則なのです。
だからレーシングカーは可能な限り軽量化するし、それは「走る」、「曲がる」、「止まる」というスポーツカーの三原則に多大な影響を与えることになるから。

なんかわかったようなことを語っていますが、実は英国車にちゃんと乗ったことがありませんww
未体験の領域なのです。引用元:webCG https://www.webcg.net/articles/-/36160

唯一の経験は、ロータス・ヨーロッパに横乗りしての試乗くらい。

それでも強烈な加速感と、ひらひらと曲がるコーナリング感覚だけは今でも覚えています。

英国車のイメージからするとゆったりと静かにクルージングと思いきや、実はかなりインパクトの強いレーシングスポーツだったりします。

これがまたクルマ好きにとっては堪らない魅力。
素朴で粗削りながら、クルマを操る感覚や肌で感じるあらゆるGに、
”今、俺はクルマに乗っている!”
という思いがふつふつと腹の底から湧き上がってくる…

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