名門デ・トマソとコラボ
今回の隠れた名車は、『ダイハツ・シャレード デ・トマソ ターボ(G11型)』
引用元:ベストカーweb https://bestcarweb.jp/cgaradedetomaso
ベースとなる2代目シャレードは、1983年にデビューした1.0Lのコンパクトハッチバック。
正直いってフツーのコンパクトカーでした。
1.0L直列3気筒エンジンは非力ながら軽量ボディと短いホイールベースで、
”このクルマ、何かある🤔”
と、直感的に感じさせるものを持ってはいましたが…
ところが1984年の年の瀬、ビッグニュースが!
ターボモデルをベースに、あのデ・トマソが手がけたモデルを追加設定したのです。
それが、『ダイハツ・シャレード デ・トマソ ターボ』
引用元:ベストカーweb https://bestcarweb.jp/cgaradedetomaso
デ・トマソといえば、『パンテーラ』や『マングスタ』、『イノチェンティ・デ・トマソ』など世界中の自動車メーカーとのコラボモデルを生産することで有名なイタリアの自動車メーカー。
実はイノチェンティがダイハツ製エンジンを搭載したクルマを生産した経緯もあって、恐らくこのコラボも実現したのでは…
軽さこそスポーツ
以前、当ブログでロータス車をご紹介した時に、こんなことを言っていました。「軽さこそスポーツ」
これまで様々なスポーツカーに乗ってきましたが、これがひとつの定理。
軽量コンパクトであることは、タイヤ、ブレーキ、ボディなど全てにおいて負荷を軽減し、絶対的な最高速度では劣るものの旋回速度で勝負できるなどスポーツカーの本分を弁えることになるのです。
引用元:ベストカーweb https://bestcarweb.jp/cgaradedetomaso
シャレード デ・トマソ ターボもまさに軽量コンパクト+ターボで軽快な走りを実現。
走ることの楽しさを教えてくれるクルマなのです。
巨人の星の裏で
ボーイズレーサーの素養十分、コラボメーカーも超一流。
なのに、今ひとつパッとしなかったのは、80年代という時代の波のせいかもしれません。
当時はまだ若者がクルマに憧れ、スポーツカーやスペシャリティカー、そしてボーイズレーサーが垂涎の的だった時代。
”初任給を手にしたら、どのクルマを買おう⁈🤔”
なんて、新入社員同士でよく話したものです。
そこで注目だったのは、やはり世界的巨人、トヨタの『スターレット(EP71)』やホンダ『シティ ターボⅡ(ブルドック)』など大手メーカーがこぞって登場させたモデル。
残念ながら、巨人の星の前では太刀打ちできませんでした。
しかし、クルマとしての完成度が高く、ボーイズレーサーとしての王道を行くクルマなので名車として自信をもって認定します。
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