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今回は、高速道路での事故のハナシです。
大迷惑
行楽シーズン到来で、週末には各地で様々なイベントが開催されています。
もちろん、これらイベントに参加する人達は電車で、徒歩で、そしてクルマで会場まで移動するわけです。
クルマで移動するということは、場所によっては高速道路を利用して移動することになりますね。
高速道路は一般道と違い、脇道や迂回路はありません。
また、Uターンもできず一方向にしか進めません。
そんな道路上で事故を起こしたらどうなるでしょう？
事故の発生原因に関わらず、事故が起きればそれ以後の交通は完全にマヒし、大渋滞が発生し、その道路を利用しようとしていた人達のその日の予定は全て滅茶苦茶にされてしまう…
計り知れない大迷惑ですね。
細心の注意と予見力
理由はどうあれ、事故を起こせば事故の相手方だけでなく、想像のつかないほど広範囲にわたり迷惑、損失を与えることに。
言い換えれば、高速道路での事故防止には普段以上に細心の注意を払った運転が求められます。
例えばスピードも速く、それだけ瞬時の判断力も必要となりますし、ハンドル操作やブレーキ操作も素早く、適切でなければなりません。
そして、もう一つ。
アクティブ・セーフティの面で求められるのが、「予見力」
「予見力」とは、
”この状況で前のクルマがスピンしたら、こう避けよう”
とか
”もしタイヤがバーストしたら、きっとハンドルを取られるから常にしっかり握っておこう”
など、これから起こり得るであろう状況を想像し、それに対する行動や反応を思考することです。
この力が不足していると、パニックになって事故を引き起こすことになるのです。
「備えあれば憂いなし」
心の準備と頭の中にイメージがあれば、目の前で何か起きても慌てず回避できるでしょう。
無理な運転、漫然とした運転、雑な運転…
事故が起きる時、必ずといってよいほどこうした運転がなされているのです。
二次災害を防ぐ
事故の誘因となるような行為も厳に慎んでください。
例えば、高速道路上での駐停車。
クルマが故障して不動になった場合は仕方ありませんが、高速道路上では原則駐停車禁止ですから、絶対やめましょう。
ネットニュースなどでも見かけますが、高速道路上に駐車したクルマに後続のクルマが激突し、周囲にいた人が巻き添えとなって死亡するなど、二次災害にも繋がる危険な行為です。
事故は誰でも嫌なもの。
予見力を高めて、事故を未然に防ぐ努力を！
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