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左折事故の危険度 ~必ず減速、必ず確認~

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思い込み⁈🤔

右直事故や右折時の歩行者との接触など、交差点での事故は右折時が注目されていますが、このところニュースで目につくのは「左折事故」。

2023年9月22日のニュース

札幌市白石区の交差点で22日、小学校低学年の女の子が左折してきた車にはねられる事故がありました。
事故があったのは、札幌市白石区菊水5条2丁目付近の交差点です。
午後4時半ごろ、道路を渡っていた小学校低学年の女の子が左折してきた車にはねられました。
女の子は意識がない状態で病院に搬送されました。
警察は、車を運転していた60代とみられる男性から話を聞くなどして事故の状況を詳しく調べています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/87bd7be4a7cd296ad18e882a027086ff471a4052

この後、加害者の男は逮捕されました。
午後4時半ならまだそれほど暗くはない時間帯。
現場は信号機のない生活道路の交差点で、左折時に視界を遮るような障害物(建物)はないので、普通に運転している分にはまず事故は起きない状況と思われます。
しかし、生活道路ゆえに、”こんな時間に誰も道路は渡っていないだろう” などという思い込みがあったり、スマホを操作しながら、電話をしながら安全確認もせずにいきなり左折すると、思わぬ状況に反応できずに事故を起こしてしまうことは想像に難くありません。

意外な落とし穴

人間の心理とは面白いもので、右折事故が多いと聞くとそればかり注意して、それ以外は疎かにしてしまうものです。
右折事故が多いということは交差点での事故が多いことだから、交差点ではより注意深く周囲を観察して安全確認すべきなのに…

右直事故が注目されるようになってしばらくはこの類の事故報道は減りました。
その代わりに台頭してきたのが、左折事故。


左側通行の日本では、右折より回転半径の小さな左折時には、より速度を減速しないと曲がりきれません。
ですから、歩行者は事故も少ないと思いがち。

ところが、ドライバー心理としては対向車や歩行者を気にしなければならない右折より、何も気にせず自分のペースで曲がれる左折の方が、たぶん大丈夫だろうと何の根拠もない思い込みでいきなり突っ込んでくるクルマが多いのです。

これが意外な落とし穴!
歩行者心理とドライバー心理が真逆なので事故が起こるのです。

右左折に違いはない

結局、交差点での危険度は右左折で大きく違いがあるわけではないと思うのです。
どちらも歩行者や自転車、他のクルマの往来があり、通常走行時より圧倒的に事故が発生しやすい状況だし、予測不能なことが起こり得る点でも右左折に相違はありません。

ですから、右折だけでなく、左折時も基本どおり十分減速し、周囲の安全を確認してから曲がり始めること。
そして、速度も何かあっても止まれるよう徐行する。
これを励行すれば、まず事故は起こしません。
もちろん、スマホいじりや電話しながらの運転など御法度ですよ。
曲がる時は、前方だけでなく後方もドアミラーなどでバイクや自転車が突っ込んでこないか確認することをお忘れなく。

事故を起こせば、辛いのは当事者全員。
近所を走る時も慢心することなく、安全運転で!

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