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減らない横転事故 ~なぜ転がるのか?~

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一向に減らない横転事故

6月29日のニュース。

水戸市の国道で、けさ、車が横転する事故があり、運転していた女性が軽いケガをした。
午前9時すぎ、水戸市末広町の国道で「軽自動車が横転して女性が閉じ込められている」との119番通報があった。
現場はY字路のカーブで、消防によりますと、カーブを走行中に軽自動車が横転。
歩道のガードパイプを巻き込んだものとみられている。
この事故で、運転していた20代の女性が一時、車内に閉じ込められたが軽傷とのこと。
引用元:軽自動車にガードパイプが突き刺さったか 女性が車内に閉じ込めも 茨城・水戸市で横転事故(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/b3f51c1ea0cc69ce994f10329929c9bab325796b

このところ、横転事故が目につきます。
わけても軽自動車の事故が目立ちますね。

典型的なケースは、側面衝突されたクルマがその衝撃で転がるパターン。
しかし、今回のように単独事故で横転することのほうが多いそう。

なぜ、横転事故は起きるのでしょうか?

最大の要因は「重心」の高さ

横転と聞けば、なんとなくイメージできる方も多いともいますが、やはり車高の高いクルマや荷物を多く積んだクルマが起こしやすいことは調査でも明らかになっています。

単独事故では、大型トラックやSUV(4WDのオフローダーなど)、そして軽自動車が、衝突事故では、SUV、ミニバンや1ボックス、軽貨物が、それぞれワースト3。

やはり、どれも車高が高いクルマばかりでした。

クルマには「重心」というものがあります。


引用元:本田技研工業株式会社 https://www.honda.co.jp/tech/auto/LandL/

ざっくり言うと、これを作用点として進行方向に対して左右に傾くことを「ロール」と呼び、この角度(ロール角)が大きいと横転しやすくなるというのが一般的な考え方。

重心高さは車高が高くなるほど上がり、また、重心高さは一定ではなく、人や荷物を載せるとその都度変化します。

実際には、ロールの中心点(ロールセンター)との相関なので、一概に車高が低ければ良いわけではありませんが、車高が高いほど横転の可能性は高まると考えられます。

横転を引き起こす原因

横転しやすいクルマとはどのようなものかは前章でお話ししましたが、では、横転事故の原因として考えらるのは何でしょうか?

以前当ブログでも考察しましたが、改めて考えてみましょう。

①スピード超過
単独横転事故での最大の原因はコレ。
オーバースピードで遠心力が大きくなり曲がり切れず、急ブレーキや急ハンドル操作を行った結果、横転することに。

②縁石などへの乗り上げ
歩道の縁石に乗り上げてバランスを崩して横転するケースもあります。

③横風や突風
トンネル出口や高架橋などを走行中、突然の横風や突風を受けてバランスを崩して横転。

④他車との接触
衝突事故ではこれがダントツ。
当然ですが、横から強い衝撃を受ければ重心の高いクルマは転がるワケです。
特に事故を避けようとして急ハンドルを切ったりすると、切った方向によっては横転を助長させます。
 

どの原因を見ても、基本的には道路交通法に定める安全運転義務を果たして、運転に集中していれば回避できるものです。

道路交通法第70条
(安全運転の義務)

車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。

街中には、SUVやミニバン、トールワゴンと呼ばれる車高の高い軽自動車が溢れています。
これらに乗っている方はもちろん、他のドライバーも、こういったクルマの特性を意識して、横転事故の予防に努めましょう!

無理のない安全運転で、楽しいカーライフを😊


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