今回は、kojackのクルマ遍歴のハナシです。
幸せ者
何度か当ブログで書いたと思いますが、kojackは小さい頃からクルマ好き。
それも「働く自動車」とかではなく、速いクルマ=スポーツカー好きでした。
ハッキリと自覚を持ったのは、小学2年生の頃、学年主任の先生が乗るS30Zに一目惚れした時でしょうか。
薄紫のメタリックがなんとも艶やかで、ロングノーズ・ショートデッキのその姿に胸ときめかせたのを覚えています。
それ以来、カメラ小僧となって毎日街中を走るスポーツカーを追いかけては激写していました。
ダルマセリカやスカG、27レビンなどなど…
数年後には「スーパーカーブーム」が到来して、一気に欧州のスポーツカーにどっぷり浸かり、完全に毒されてしまいました。
この時代に生まれて良かった。
今振り返ってつくづく幸せ者だったと感じます。
名機、名車に触れる
これまで20台のクルマを乗り継いできましたが、中には自動車遺産ともいえる名車や語り継がれる素晴らしいエンジン、いわゆる「名機」も所有してきました。
思い出深いクルマたちの中から、いくつかご紹介します。
初めてのDOHC、そして憧れ続けたモデルのステアリングを握ったのは、22歳の時。
それは、トヨタきってのスポーツカーである『セリカ(TA61)』
クーペ1600GT-RALLYはイメージカラーのイエローボディ。
エンジンは名機と謳われた2T-G型1.6L DOHC。
レースベース車両らしい非常に軽いボディで振り回すにはもってこいのクルマでした。
空き地でこっそりパワースライドやブレーキングターンなどを練習して、FRの挙動を勉強したのもこのクルマが最初。
初めてサーキットデビューしたのは、ホンダ『シビックSi(EF3)』
引用元:Nosweb.jp https://nosweb.jp/nostalgichero/articles/detail/2330
”グランドシビック” の愛称で親しまれたファミリーカーでしたが、ZC型1.6L DOHCを積んだ「Si」は全くの別物。
モーターのようにどこまでも回る素晴らしいエンジンで、ショートサーキットではライバルAE86と熱い勝負を繰り広げました。
クルマの本質を知る
スポーツカーとは何か、という本質的な解を掴んだのはこのモデル。
『ポルシェ・944ターボ』
「世界一ハンドリングが良い自動車」と呼ばれたこのクルマは、スポーツカーの基本である「走る」「曲がる」「止まる」を高次元で体現したモデル。
正確無比なハンドリング、トランスアクスルによって50:50にバランシングされた軽量ボディ、ブレンボブレーキシステムの強力なストッピングパワー。
それまで乗ってきた国産スポーツカーとは一線を画すホンモノ感に感動しました。
25歳頃からサーキット通いを続けていたkojackですが、このクルマと出会い、クルマを操る楽しさ、走ることの面白さ、そしてタイムを削ることの難しさを覚えました。
それがホンダが誇る本気のレーシングカー『インテグラタイプR(DC2)』
でき得る限りの軽量化によって1tそこそこまで削られた車重に、伝説の名機「B18C.specR」をフロントに搭載。
この1.8L DOHCエンジンは「VTEC」を備え、リッター当たり100psを超えるハイパワーを発揮。
加えて、ヘリカル式LSDやステンレス製等長エキマニなど本気のパーツを装備した、まさにサーキットを走るために生まれてきたクルマ。
これをさらにファインチューンして8年もの間あちこちのサーキットで走りまくり、本当の意味でクルマとともに走る楽しさ、クルマの本質的な魅力を理解できたと感じます。
こんな体験は誰にでもできることではないと言われることがあります。
確かにそうかもしれません。
”クルマ好きで良かった”
苦労もありましたが、しみじみ思う素直な気持ちです。
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