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気をつけたい歩行者の態度 ~事故は必ず通報を!~

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難しい判断だが…

2023年5月10日のニュース

埼玉県警は9日、川口市西青木2丁目の路上で男性(78)をはねて死亡させたなどとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで同市中青木2丁目の介護士、小出遊輝容疑者(32)を逮捕した。
県警によると、男性は自宅で死亡しているのが見つかった。
小出容疑者は「相手が転んだだけと言ったので通報しなかった」と供述しているといい、事故後の経緯を調べている。
逮捕容疑は6日午前8時55分ごろ、同市の信号のない交差点を横断中の男性に衝突したが、救護措置などを取らなかった疑い。
男性は頭部外傷により死亡した。
引用元:死亡ひき逃げ容疑で男逮捕、被害者は自宅で死亡 埼玉・川口 - 産経ニュース (sankei.com)
https://www.sankei.com/article/20220510-FXSEVYETVZOPJF3PLNV27GAL3I/

この事件、結果的には不起訴となりますが、その背景にはこんなことがあったようです。
事故が起きたのは、記事のとおり土曜の朝。
生活道路の交差点、横断歩道を通行中に被害者に右折しようとした加害者のクルマが接触し、被害者が転倒したというもの。

ポイントはここから!

加害者はすぐ被害者に怪我の状況を確認しましたが、被害者本人が「自分で転んだだけなので自宅まで送ってほしい」と言われたので加害者は送り届けます。
しかし、心配だったので当日夜に被害者宅を訪問し、そこで意識不明となっていた被害者を発見、110番通報したといいます。
ここまで見たら、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道路交通法(道交法)違反(ひき逃げ)で逮捕はかわいそうな感じもしますが、大切なことはやはり道交法を遵守して事故発生時に警察に通報しておくべきだったということ。

このように、被害者(歩行者)の態度や言動は、的確な判断を惑わせるものです。
被害者も相手を慮ってのことですが、それが仇となることまでは考えていません。

何があっても事故を起こしたら、まず被害者を救護し、次に警察へ通報して第三者に確認してもらうこと。

気遣い無用

似たようなケースで歩行者の気遣いが仇となるのが、最近話題の歩行者横断妨害違反です。
ドライバーならご存知のとおり、クルマは歩行者が横断歩道を通行中や渡ろうとしている時はその手前で一時停止する義務があります。

ここでよくあるケースとして、一時停止(または止まろうと減速)したにもかかわらず、歩行者がこちら側に先行するようジェスチャーなどで促すパターン。
これを真に受けて歩行者の前を通過すると、場合によっては歩行者横断妨害違反で検挙されます。
当然、歩行者は、クルマが先に通過した方が早いし、高齢者などは急いで渡る必要もなくなるので自分も安全と考えてのことでしょう。

しかし、ここでも歩行者の気遣いが仇となってしまうのです。
横断歩道では、歩行者から譲られても歩行者優先でいきましょう。
そして、歩行者の方にもお願い!
クルマが一時停止したら、気遣いなく横断歩道を先に渡りましょう。

道交法の再確認

これまでも当ブログでは、道交法の解釈を含めた交通ルールについてお伝えしてきていますが、ドライバーだけでなく歩行者の方々もいま一度道交法を再確認して、交通ルール、横断歩道での決まりごとなどを確認しましょう。

また、小さなお子さんや高齢者の方が同居されている場合は、安全で快適な交通社会となるにはどうしたら良いか皆さんでよく話し合ってください。
交通教育はできるだけ小さい頃から実践することが、将来のお子さんためになります。


さらに、大人が交通マナーやルール厳守を実践することも重要です。
いくら交通ルールを守るよう教育しても、大人が信号無視や自転車での逆走、勝手な振舞いをしていると、お子さんはそれを見て真似します。

お子さんに笑われないよう、率先垂範の精神をお忘れなく!

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