繰り返し言います
もう何度もこのブログで忠言している自転車運転時の注意事項。
繰り返して言いますが、自転車は「軽車両」ですので、道路交通法（道交法）を必ず守ってください！
また、2023年4月1日から道交法が改正され、自転車に乗る人は全員ヘルメットの着用が努力義務化されました。努力義務ではありますが、身の安全を確保するため必要なことですので、積極的に被りましょう！
自転車の転倒による死亡事故の約67％が頭部損傷によるものという統計結果もあります。
面倒だから、とか、カッコ悪いなどといっていると痛い目に遭いますよ。
目立つ違反行為
春になって自転車に乗る方が明らかに増えました。
普段、それほど見かけないところでも遭遇します。
その中で、大変危険で気になっている違反行為が二つ。
一つ目が、「一方通行の逆走」
特にクルマを運転していて怖い思いをします。
そもそも一方通行が指定されている道路の大半は、道路幅員が狭く対面通行できないような道路。
そんな狭い道路をクルマで走行中、当然のように車道の真ん中をこちらに向かってくる自転車の多いこと。
もちろん正面衝突する気はないのでしょう。
ギリギリのところでクルマを交わしてスレスレのところを通過していきますが、もし、反対側の歩行者が車道にはみ出しでもして、少し自転車側にハンドルを切ればあっという間にはねられ、最悪死亡ですよ。
少し考えればわかることだと思いますが、仮に自分が狭い一方通行の道路でクルマを運転していて、真正面から猛スピードで自転車が向かってきたら嬉しいですか？楽しいですか？喜ばしいですか？
その自転車が直前で急に進路を変えてクルマを避けたとして、必ずやり過ごせる自信はありますか？
自転車がギリギリのところを通過するのに驚いてハンドルを切ったら反対側にいた歩行者をはねた…
なんてことが実際に起きています。
自分が嫌なことは他人も嫌なことなのでやめましょう。
二つ目が「無灯火」
これも目立つ違反。
夜間、街灯の少ない生活道路や駅周辺の一方通行などを無灯火で走行（逆走）することは本当に危険ですよ。
自分では周囲に認知されているつもりでしょうが、歩行者などは全くといってよいほど見ていません。
暗がりからいきなり飛び出してくる感じで何度も驚いたことがありますが、これも事故の誘因となる道交法違反行為です。
特に最近の歩行者はスマホのながら歩きがほとんどなので、まともに前方を見ていないところに自転車の無灯火では事故を起こしてくれといわんばかり。
歩行者をはねて死亡させたら一生償うことになりますよ。
どちらも個々人がそれぞれ道交法やマナーを守れば解決する問題です。
厳罰化が進行
コロナ禍によって生活様式の見直しが求められ、私達の暮らし方が変わりました。
その特徴の一つがウーバーに代表される配食サービスの急増。
彼らの主な移動手段は自転車ですが、この自転車の道交法違反やマナー違反が社会問題化しています。上記記事の中でもご紹介しているように、無灯火で歩行者をはね死亡させた事例のように歩行者との接触事故が後を絶たず、警察も司法も取り締まりや厳罰化を進めています。
今までは自転車は交通社会では弱者と思われていましたが、今後はむしろ一番危険な無法者扱いになるかもしれません。
今はまだ少数派かもしれませんが、kojackは自転車に乗る時も道交法やマナーの遵守に努めています。
皆さん一人ひとりが道交法やマナーを守って、これからも気軽に、楽しく自転車に乗れるようにしましょう！！！
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