説明できますか?
クルマのことを調べ出すと、行き当たることの一つにエンジンがありますね。
カタログなどを見ると、エンジンの写真とともに、
「最高出力◯◯◯ps、最大トルク◯◯Nm」
なんて文字が躍っていてワクワクします🎵
そして、スポーツカーなどはその性能を誇示せんと、
「4バルブDOHCターボが生み出す圧倒的なパワー!」
などという宣伝文句が使われていますね。
この「ターボ」とは一体何のことでしょう?🤔
一般車にも随分浸透してきた、このターボ。
きちんと説明できますか?
ターボとは
「ターボ」とは日本語で言えば「過給機」の一種を指します。
引用元:ベストカーweb https://bestcarweb.jp/news/44505
エンジンが動く原理は、4サイクルなら燃料と空気をシリンダーに取り込み、ピストンで圧縮してそれを爆発させることでエネルギーを生み出し動力とするということになります。
この「空気をシリンダーに取り込み…」の工程に関わってくるのが「ターボ」というワケですね。
燃料と空気をシリンダーに取り込む工程を「吸気」といって、通常はクルマが走る勢いでエンジンルームに風が入ってきて、それをエンジンに取り込むので、「自然吸気」と呼ばれます。
一方、「ターボ」は字の如く「過給機」ですから何らかの仕組みでたくさんの空気をエンジンに送り込む、ということは想像がつくのではないでしょうか?
ターボの仕組み
それでは、その仕組みについてお話ししましょう。
その原理は大変シンプル。
ターボは、二つの風車からできています。
この二つの風車が同軸上に取り付けられていて、一方の風車が回ると同時に反対の風車も回る。
これがターボの原理です。
それじゃ、どうやって過給するのかって?
そこがポイント!
ターボとはこの二つの風車(ターボフィンといいます)をカタツムリのような入れ物(ターボハウジングといいます)に納めてあって、一方が排気管に繋がっています。
引用元:TAKUMIモーターオイル https://takumi-motoroil.co.jp/2022/09/29/1-4/
エンジンを始動すると排気ガスがこの風車に当たり、風車を回すと…
当然、反対側の風車も回りますね。
この風車は吸気管に繋がっていて、風車の回るチカラでたくさんの空気をエンジンに送り込むのです。
自然吸気では得られない多くの空気を送り込むことでエンジンの爆発力が増し、ハイパワーを生み出す。
これがターボの仕組みです。
よく聞くワードに「ターボラグ」という言葉があります。
これは排圧(排気ガスが生むチカラ)がターボフィンを回して過給が始まるまでの時間差のことを指しているんですね。
ターボフィンが大きくなれば過給圧も上がりますが、その分ターボフィンを回すのに大きなチカラが必要となるため、排圧が上がらないとターボが効かないというワケ😜
また、最近では燃費向上のために、過給圧を抑えたライトプレッシャーターボと呼ばれるものがエコカーなどに採用されています。
いかがでしたか?
よく耳にする「ターボ」ってこんな働きをしています。
ディーラーでお子さんに、
「ターボって何?」
と聞かれたら、是非教えてあげてください。
きっと営業マンが目を輝かせて、値引き交渉に乗ってくれる…
かもしれませんよ😉
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