バッテリー上がりとは
バッテリー上がりの話をする前に、そもそもバッテリーとはどのような働きをするものなのでしょうか。
クルマ好きの方は聞き流してくださいね😉
バッテリーとは、ヘッドライトやブレーキランプ、エアコンやカーナビなど、自動車の中にあるさまざまな電子機器に電力を供給している装置(蓄電池)です。
もちろんドアの開閉やエンジンを始動する際に使用する「セルモーター」もこのバッテリーからの電力で作動しています。
つまり、クルマにとって欠かすことのできない装置のひとつがバッテリーというワケ。
本題の「バッテリー上がり」ですが、これは何らかの理由でバッテリーに蓄えられた電気が減少し、エンジンがかからなくなってしまった状態をいいます。
なぜ起こる?
バッテリー上がりが起こる原因は様々です。
代表的な例を挙げると…
- ヘッドライトを点けたままエンジンを切る
- 室内灯を点けっぱなしにしていた
- エンジンをかけずにエアコンなどを使っていた
- ほとんど運転せず放置していたため自然放電した
- バッテリーが古くなった
- ドライブレコーダーの駐車監視機能を使用していた
以上のような状態にしておくと、バッテリーに蓄えられていた電力が徐々に消費(放電)して、やがて電力がゼロ(に近い)状態となり「バッテリー上がり」となるのです。
もし上がってしまったら
バッテリー上がりを起こす原因は大体察しがつくと思いますが、それではバッテリー上がりを起こしてしまった時の対処法はいかがでしょうか?
まず、バッテリー上がりを起こした時、やってはいけないことをお伝えします。
・何度もエンジンをかけようとする
セルモーターは大量の電力を消費するため、エンジンスタートを試みるほどエンジンが掛かりづらい状態に陥ります。
数度始動を試してエンジンがかかる気配がなければ、それ以上のエンジンスタートは諦めましょう。
・長時間放置する
バッテリー上がりを起こした状態で長時間放置することも厳禁です。
電圧が低下した状態から自然放電によりさらに電圧が低下するため、時間経過と共にバッテリーの劣化が進行します。
以上のことを守ったうえで、対処法をお伝えしますね。
①ロードサービスを呼ぶ
後述のブースターケーブルなどを持っていないなどバッテリー上がりに対処できない場合は、JAFや加入している保険会社のロードサービスに連絡をしましょう。
②ジャンプスターターを使う
ジャンプスターターと呼ばれるエンジン始動に対応した小型バッテリーを携帯している場合は、これをバッテリーに接続してエンジンを始動します。
③ジャンピングスタート
バッテリー上がりを起こした車と他車のバッテリーをブースターケーブルでつなぎ、必要な電力を分けてもらうことでエンジンを始動させる方法。
※「ジャンピングスタート」時のバッテリーをつなぐ順番・場所はとても大切です。
ブースターケーブルは以下の通りにつないでください。
(外すときは逆の順番で外します)
- 赤のケーブルを上がったバッテリーのプラス端子につなぐ
- 赤のケーブルの反対側を救援車のバッテリーのプラス端子につなぐ
- 黒のケーブルを救援車のマイナス端子につなぐ
- 黒のケーブルの反対側をバッテリーが上がった車の金属部分(エンジンンやフレームなど)につなぐ。
因みに、一度でもバッテリー上がりを起こしてしまうと、たとえ新品でも急激に劣化します。
そうなると蓄電性能が低下してフル充電してもバッテリーのライフが短くなります。
通常3~4年程度がバッテリーの寿命といわれていますが、バッテリー上がりを起こしたらなるべく早めに交換することをお勧めします。
また、予防策として最も効果的なのが定期的な充電です。
kojackはコレを使って通年充電しています。CTEKは操作が簡単便利で、繋ぎっぱなしでも安全に充電し、バッテリーのコンディショニングまで行ってくれるスグレモノ。
バッテリー交換を考えたら費用的にも安いくらいですので、ご検討してみてください。
JAFのロードサービス、一般道部門でも上位に入る「バッテリー上がり」
起こしてしまったらどうしようもないので、普段からメンテナンスを欠かさないに限ります。
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