kojack-ferrariのクルマ道

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ワーニングランプって何? 〜いまさら聞けないクルマのハナシ〜

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ワーニングランプとは

普段愛車を運転する時、運転席に座ってエンジンスタートボタンをひと押し…
するとブォ~~ンとエンジンがかかって、ATのギヤをDレンジに入れて走り出しますね。
至極当然の動作。

この中で見過ごしている、または一瞬のことで看過してしまっていることがあります。
それは、ワーニングランプの動作確認。

そもそも「ワーニングランプ」って何?🤔
それってどこに付いてるの?


この「ワーニングランプ」とはメーター内に設置されている各種警告灯のこと。
エンジンをかける瞬間、メーター内で何か絵文字みたいなやつが一瞬光りますよね⁈
あれです!
でも何か確認する間もなく消えてしまう。
メーターをよく見ると、その絵文字がうっすら見えますので、今度よく確認してみてください。

何を警告しているの?

日本のクルマは大変優秀で壊れることも滅多にないので、なかなかこのワーニングランプのお世話になる機会がないですよね。
このワーニングランプは、ドライバーに一体何を警告しているのでしょうか?

ワーニングランプは、原則としてその緊急度合いによって次の三色に色分けされています。
緑:正常
黄:注意
赤:危険

具体的な種類を挙げながら、その役割についておさらいしてみましょう。
まず「注意」を意味する黄色から。

①燃料残量警告灯

これは誰でも一度くらいはお目にかかったことのあるワーニングですね。
見てのとおり燃料が少なくなっていますよ、というお知らせランプ。

②ABS&ブレーキアシスト警告灯

ABSまたはブレーキアシストシステムに異常があると点灯します。
通常のブレーキ性能は確保されています。

③エンジン警告灯

イタリア車などではたまに点灯するランプ。
エンジンまたはトランスミッションシステムに異常があると点灯します。
しばらく走行できる場合もありますが、異常の内容によっては走行するのも危険です。車を安全な場所に停車し、ディーラーや整備店に問い合わせましょう。

➃ブレーキ警告灯(黄色)

電子制御ブレーキシステムに異常がある場合に点灯します。
黄色の場合はまだブレーキが利くものの、そのまま放置すると事故につながる可能性もあります。

⑤タイヤ空気圧警告灯

点灯した場合、自然要因での空気圧減少、タイヤのパンク、タイヤ空気圧警報システムの異常などが考えられます。
ただちに安全な場所へ停車し、タイヤがパンクしている可能性があるので確認してください。

続いては、「危険」を知らせる赤色の警告です!

⑥油圧警告灯

エンジン回転中、エンジンオイルの圧力に異常があると点灯します。
点灯したまま走行を続けるとエンジンを破損する恐れがあるため、ただちに安全な場所に停車させてください。

⑦充電警告灯

エンジン回転中、充電系統に異常があると点灯します。
十分な発電がされていない恐れがあります。
そのままお車をご使用になるとバッテリー上がりになる恐れがありますので、ただちに安全な場所に停車させてください。

⑧ブレーキ警告灯

エンジンスイッチがONのとき、パーキングブレーキが引いてある(踏んである)、ブレーキフルードが不足している場合に点灯します。
走行中に警告灯が付いたときは、ただちに安全な場所へ停車してください。

⑨水温警告灯

エンジン冷却水の温度が異常に高いときに点滅または点灯します。
点灯した場合はオーバーヒートの恐れがありますので、ただちに安全な場所に停車させてください。

⑩ハイブリッドシステム異常警告灯

ハイブリッドシステムに異常があるときに、このマークが赤く点灯し、同時に警告ブザーが鳴ります。
この場合、重大な事故につながる可能性があるので、ただちに安全な場所に停車させてください。
(以上、画像引用元:福島トヨタ https://www.fukushima-toyota.co.jp/afterservice/emergency/warninglamp

以上が代表的なワーニングランプ。
やはり「赤色=危険」が点灯・点滅したら、すぐに安全な場所に停車させることが重要ですね。

これからのワーニング

前章でご紹介したのは従前のものばかりですが、これからの時代、EV(電気自動車)が主流になるとこんなワーニングも発せられます。

出力制限表示灯

引用元:KURUKURA https://kurukura.jp/gallery/202020720-80/

このワーニングランプは、名称はメーカーによって異なりますが、EVが電欠になる前にクルマが自ら出力や速度を抑制してバッテリーを長持ちさせるモードへ移行するお知らせ。
カメが光った時点で、すでに蓄電量が極端に少ない状態なので、アクセルを踏んでも速度が上がらないように制限がかけられるモードに切り替わります。

ちなみに、このワーニングはバッテリー残量が少なくなった場合だけでなく、外気温が高すぎたり、高速走行の連続や登坂走行、急速充電を繰り返すなどによりモーターやバッテリーの温度が極端に上昇した場合にも安全のために点灯することもあるようです。

いかがでしたか?
お世話になりたくないものばかりですが、もしもの時のためによく覚えておいてくださいね。
特に赤色が光ったら、すぐ安全な場所に停車する。
これを守ってください。

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