kojack-ferrariのクルマ道

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オーバーヒートって何? 〜いまさら聞けないクルマのハナシ〜

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真夏だけでない

「オーバーヒート」という言葉を耳にしたことはありますか?
実際に経験した方もいらっしゃるかもしれません。

オーバーヒートとは、何らかの原因でエンジンの発熱量に冷却性能が追いつかなくなり、エンジンが高温になりすぎる現象です。
年間を通して起こるトラブルではありますが、その性質上気温の高い夏に多発する傾向があります。

どうなるの?

字面からなんとなく想像はつきますよね。
では、オーバーヒート状態になるとクルマにはどのような現象が発生するのでしょうか。

エンジンが正常な状態であれば、水温計は「C(Cool)」と「H(Hot)」の真ん中のあたりを指しています。

オーバーヒートを起こし始めると、冷却水の温度が上がるため水温計が高温を示す「H」付近を指すように。
これが最初に現れるオーバーヒートの兆候です。

そのまま走行を続けていると、アクセル操作に対する反応が鈍い、エンジンの回転数が不安定になるなど、走行に違和感を覚えるようになります。
もちろん、これは他の原因でも起こり得る症状ですが、水温計が「H」付近+違和感だとオーバーヒートを疑いましょう。

また、音がポイント。

初期症状の場合は「カリカリ」という音がしますが、症状が進むと「カンカン」「キンキン」というような金属音を発するようになります。

焼けるようなにおいがするようになると、エンジンはかなり深刻なダメージを負った状態です。
ボンネットから水蒸気や煙が出ることもありますが、こうなると末期症状で、エンジンはすでに甚大なダメージを負っています。


その原因は、ほとんどが冷却水やエンジンオイル漏れによる量の不足。
汚れがひどい場合も起こります。

対処方法を知る

水温計の異常、異音などによってオーバーヒートの可能性がある、と判断した場合は、できるだけ速やかに安全な場所に停止して、ロードサービスを手配してください。
明らかな症状が出ているのに走行を続けると、エンジンが焼き付き走行不能に陥ります。

停止したらボンネットを開け、エンジンルームに風を通します。

冷却水が残っていればアイドリング状態のまま、冷却水が漏れている、または冷却システムが作動していない状態であればエンジンを停止させてロードサービスの到着を待ちましょう。

普段から、水温計・冷却水・エンジンオイルをチェックする習慣をつけておくことで、オーバーヒートの予防につながります。
量が少ない場合は補充しますが、何らかの原因で漏れていることもあるので整備工場などで点検してもらうのが得策です。

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