タイプは様々
「ステアリング」、聞き馴染みのない方もいらっしゃるかもしないこの単語。
一般には「ハンドル」とも言われていますね。
こう聞けば、”あー、それのことか” と会得されたと思います。
そのステアリング、今では安全装置や便利機能が装備されて様々なタイプが生み出されました。
代表的なものを挙げると、エアバッグやクルーズコントロールスイッチ、オーディオコントロールやハンズフリー機能など…
挙げればキリがないほど、現代のクルマにはステアリングにたくさんの機能を持たせていますね。
これらは機能に着目した話ですが、ステアリング本来の目的は ”操舵制御”
簡単に言えば、クルマを進みたい方向に向けるための舵取りです。
それを実行するには、ステアリングを握り、向かう方向に回すわけですが、この ”握り” というところがミソ。
最も大事なインターフェース
クルマを運転するうえでドライバーがクルマに触れる部分=インターフェースとして最も大事なパーツのひとつがステアリングでしょう。
なんといっても、これがないとあっという間に衝突しますからね😉
その大事なパーツだけに、形や素材には拘りたいもの…
形でいうと、基本は円形(真円に近い形)、楕円形や ”Dシェイプ” と呼ばれるステアリングの下側が平らなものもあります。
それぞれ意味があり、機能性も異なりますが、切りやすさという点では断然円形でしょう。
どの部分を握っていても同じ感覚なので操作感に違和感がありません。
素材でいうなら、本革巻き、人口皮革巻き、ウッド、ウレタンなどが主流。
ドライバーが握る部分なので、ここが一番気になる(拘る)ところかもしれないですね。
実際、kojackはものすごく拘ります。
極端なことをいえば、新車を選ぶ時、この素材のためにグレードを一つ上げたこともあるほど…
それくらい握った時の感触や感覚がしっくりくるか否かが、ドライビングにまで影響すると感じます。
また、本革巻きの場合、本革の仕立て方や縫製によってもかなりの違いがありますよ。
皮本来の素材、鞣し方、縫い目の精粗で良し悪しが決まりるので、とにかく実際に握って確かめることが大切!
交換もできます
新車ならオーダー時にオプションで違うタイプのものに交換できる車種もありますし、中古車でも好みのステアリングに交換可能です。
国内外のメーカーから本当にいろいろなタイプのステアリングが発売されていますので、お好きなものを選ぶのも楽しいですね🤗
ただし、好き勝手に交換できるわけではありません。
①大きさ(直径)
以前は保安基準で「350mm以上」と明記されていましたが、現在は明確な基準はありません。ただし、極端に小さなものなど運転に支障をきたす恐れがあるものは車検に通らない可能性があります。
②ホーンボタンマーク
ラッパのマークを表示する必要があります。ホーンボタンに描かれているものやシールなどがありますので、活用しましょう。
③エアバッグ対応
エアバッグ装着車の場合、エアバッグ無のステアリングに交換すると「エアバッグ警告灯」が点灯し続ける場合があります。この状態では車検に通りませんので、キャンセラーなどを装着して消灯するよう対応しましょう。
kojackは、形、素材それぞれ数多くドライブした経験がありますが、本革巻きが好みです。
汗ばんでも吸収してくれるし、切り損ねることもありません。
ウッドなどはニスで艶出ししているので、とても滑りやすくドライビンググローブを着けていないと切り損ねることも…また、Dシェイプは回転途中で形状が変わるので、スムーズさに欠ける操作感に注意が必要。
なにはともあれ、奥深いステアリングの世界。
一度お店で握ってみて、気に入ったら交換方法を相談してみるものいいですね。
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