kojack-ferrariのクルマ道

~クルマをこよなく愛する人へ~                      ※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

フェラーリ、58年ぶりの優勝🏆 ~2023 ル・マン24時間耐久レース~

f:id:kojack-ferrari:20220315085612j:plain

感慨深い記念大会

2023年WEC世界耐久選手権第4戦『ル・マン24時間耐久レース』が、6月10日~11日にフランス・サルトサーキットで開催されました。

今年は100回目の記念大会。
そして、トヨタの6連覇という偉業達成がかかった大事なレースでもありました。


近年は、トップカテゴリーである「HYPERCARクラス」にトヨタしか参戦しない年もあり、少し寂しいレースとなっていましたが、今季は名門フェラーリの50年ぶりの復活、ポルシェ、プジョー、キャデラックなど多くチームが参戦し、記念大会を華やかに彩りました。

やはりル・マンはこうでなくちゃ。
世界の強豪が競い合う姿に感慨深いものを感じた長い一日。

めまぐるしい激戦

レースは予選から激戦。

フェラーリトヨタの競り合いを制したフェラーリが1・2で決勝を迎えることに。

6連覇の夢がかかるトヨタは、平川亮と小林可夢偉の両エースで万全の体制。
6連覇は奇しくもフェラーリが達成した偉業でもあります。

レーススタートからペースはまるでスプリント。
しかも天候も不安定で雨が降ったり、ドライの部分も…
引用元:auto sport web https://www.as-web.jp/sports-car

そんなこともあり、スピン、クラッシュが相次ぐ波乱の展開となった今季のル・マン
序盤はトヨタリードでフェラーリが追う展開。

そこにポルシェ、プジョーが絡み、どうなるのかレースの行方はわからない、手に汗握るめまぐるしい激戦に…

58年ぶりの栄冠

トヨタフェラーリとも中盤にトラブル、巻き添え事故などがあり、デッドヒートを繰り広げ、もう秒単位のスプリントレースに。

夜明けになってイエローフラッグ絡みの戦略の違いから、フェラーリが一歩リードすると、徐々にトヨタが離されていきます。

しかし、ここから執念を見せたトヨタは最後のスティントでフェラーリを猛追。
だんだんとそのギャップが縮まり、フェラーリのテールが見えてくるか…

その矢先にフィニッシュドライバーを任された平川選手が単独スピン。
ここでトヨタの6連覇の夢は潰えてしまいました。残念

優勝はフェラーリAFコルセの51号車(499P)。
2位トヨタとの差はわずか81秒という超スプリントなレースとなりました。
引用元:auto sport web https://www.as-web.jp/sports-car

フェラーリは、1965年以来なんと58年ぶりの優勝🏆
復帰戦での栄冠という素晴らしい結果を残しました。

今回のル・マンはとても見応えのあるレースでしたが、それ以上にライバルという存在の大切さを教えてくれたレースでもありました。

参戦した全員が、予選からしのぎを削り、知略、技術、テクニックを結集して闘う。
これぞレースの醍醐味であり、面白さなのです。

そして、24時間という過酷な戦いを終えて、感涙する者、悔し涙に暮れる者…
様々な人間模様がありつつも、ライバルという最高の友がいるからこそ、また来年優勝の座をかけて切磋琢磨できるのだと思います。

久しぶりに爽やかな気持ちでレースを見終えた感じです。
記憶に残る100回記念、ル・マン24時間耐久レースでした。

"こういうブログ興味あるなぁ"、という方は是非「読者」登録をお願いします。
よろしくお願いします。


お読みいただいたついでに
👇をクリックいただけると嬉しいです😄

にほんブログ村 車ブログへ
にほんブログ村