※この記事は、2021/11/22に公開した内容をリライトしたものです。
スタートはトヨタ カリーナ
若い頃から人生に紆余曲折があったkojackは、普通自動車の運転免許を取得したのが21歳の時でした。
幼稚園の頃からクルマ好きだったので、とにかく早く自分のクルマ欲しかったのですが、クルマのない家で育ったkojackとしては、自家用車の必要性を家族に説きつつ、バイト、バイトで資金を貯めるのが先決でした。
バイトを掛け持ちするなど勤労学生を続けた結果、念願叶って21歳で初の愛車を手に入れました。
それが、中古のトヨタ カリーナ 1500ST。
まだ、DOHCとか拘りはなく、とにかく自分のクルマが欲しかった。
この赤が気に入って即決したことだけはよく覚えています。
やっぱりスポーツカーは赤って4歳の頃から刷り込まれていたのでね😅
1500CC 3A-U型エンジンは非力でなんとか走るくらいの印象だったなあ。
それでもあちこちドライブして、毎週洗車を欠かさず、自宅ガレージで車中泊したことも…
ちょびっとこすったりもしたけれど、楽しい思い出しかないなあ。
初めてのDOHCは名機2T-G
カリーナとのラブラブな愛車生活を送っていたkojackですが、この頃は暇を見つけてはディーラーに勤める友達のところへ入り浸っていました。
この友達の一人に全日本ラリーに出場しているヤツがいて、「走るならパワーがないとダメ、DOHCターボだよ!」とよく吹き込まれていました。
そんなある日、ディーラーに行ってみると、そこには鮮やかな黄色のボディカラーに変わった顔をした一台のクルマが入庫していました。
車高が低く、直線的なラインのスタイリング、2ドアクーペらしいスッキリした形に一瞬で心を奪われました。
「昨日入ってきたんだよ。いいよコレ、1600ccのDOHC。軽くて速いよ。」と。
それは、TA61型トヨタ セリカ 1600GT-RALLYでした。TA61型といえば”ヒラメ”の愛称で知られるモデル。ライズアップ型のヘッドライトが特徴的でしたね。
その中でも1600GT-RALLYは、名機2T-G型エンジンを搭載するストイックなモデルでした。
競技ベースともいえるこのクルマには最低限の装備しかなく、1000kgほどの軽量なボディにEFI化されたとはいえ、最高出力115psの2T-Gは十分速いと感じさせるものがありました。
テールスライドやカウンターステアの練習をして、クルマを操る楽しさに目覚めたのもこのクルマが最初でした。
25歳、"ガイシャ" デビュー
大学時代は友達が勤めていたこともあり、トヨタのクルマに乗っていましたが、徐々に視野を広げはじめた25歳の頃から外国車の中古車屋さんに通うようになりました。
たまたま近所にフェラーリやポルシェなどのお店があったので、頻繁に顔を出しては 328GTBや512BBなどに触れるとともに、911CarreraやBMW M3に試乗させてもらい、国産スポーツカーとは一線を画した鋭い切れ味、圧倒的な制動力、独特なエキゾーストノートなどに魅了されました。
もちろん狙いはフェラーリでしたが、当時はバブルの名残もありまだまだ高嶺の花😓
そんな時、いつもの店にポルシェ944turboが入庫しました。 真っ白なボディカラーはポルシェ伝統のグランプリホワイト。
リトラクタブルヘッドライトがスーパーカーの証です。
4年落ちで新車価格の半額は、当時としてはお買い得なプライスでした。
通勤用にメルセデス・ベンツ190Eを新車で購入しようとせっせと貯めていたお金で何とか買える。
そう思ったら即決でした。
足には、当時では珍しいOZフツーラ17インチにF:225/40、R:255/40の極太タイヤを履いていてカッコ良かった。
トランスアクスルによる50:50の重量配分、KKKターボの強烈なブースト、憧れのbrembo。
このクルマは本物のスポーツカーで、「走る」「曲がる」「止まる」の基本に忠実な挙動を示し、本当に気持ち良く飛ばせるクルマ。
箱根や首都高で追いかけっこをしながら、人馬一体の楽しさや ”クルマは腰で乗る” ということを教えてくれた一台でした。
今回はココまで😉
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