聞いたことはあるけれど
クルマに興味を持つと、そのクルマの性能についてアレコレ知りたくなりますね。
カタログを見たり、ネットで調べたり…
そこにはエンジンや足回り、ブレーキに安全装置など様々な情報が記されています。
中でも目を引くのがエンジン性能でしょう。
「最高出力:300ps/6800rpm」とか「最大トルク:320Nm/5200rpm」なんて文字がこれ見よがしに踊っていたりして…
最初はよくわからないけれど、なんとなくこの数字が大きいと速そうとか、凄そうとか、強そうとか…
そんなふうに感じるのではないでしょうか?
このエンジン特性を表す項目に必ず「トルク」というのがあることは聞いたことはありますよね😉
さて、この「トルク」とはどんな働きをするのでしょうか?
トルクとは
まず「トルク」とは一体何者なのか?
そこから説明を始めましょう!
トルクとは、固定されている回転軸を中心として生み出される力のこと。
エンジンにおいて、その回転軸というのはクランクシャフトを指します。
引用元:clicccar https://clicccar.com/2020/10/15/1025311/
ちょっとイメージが湧きづらいので、自転車に例えましょう。
自転車を漕ぐとき、ペダルを左右交互に下方向に踏み込みます。
すると、下方向に踏み込むたびに左右のペダルをつないでいる車軸に、回転させるねじり力が発生します。
この力がトルクですね。
クルマでは、エンジンの力でクランクシャフトを回転させて、それをタイヤに伝えてクルマを動かしているわけです。
つまり、トルクはモノを静止状態から動かす時に作用するチカラのこと。
トルクの役割
トルクって力持ちなんですね。
ついつい最高出力何馬力というのに目が行きがちですが、クルマの乗りやすさは実はパワーではなくてこのトルク特性によって決まるのです。
とても簡単に言うと、パワーは引っ張るチカラ、トルクは押し出すチカラの強さを表しているので、スピードが乗った状態ではパワーが実力を発揮します。
例えば高速道路を走行していて、前方のクルマを追い越す時などはパワーのあるクルマだと楽チンでしょ。
ところが市街地でのストップ&ゴーのような状況だと、スポーツカーのように高回転型のハイパワーエンジンでは乗りにくい。
これはクルマを押し出すチカラ=トルクが低回転では発揮されないため。
低い回転からフラットにトルクが発生するエンジン特性だと、いつもスルスルと動き出して滑らかな乗り味を約束してくれます。
このように、トルクは低中速でのクルマの挙動に深く関係しているので、街乗りや坂道の多い地域、重い荷物を積むことが多いなど、用途に合ったトルク特性のクルマを選ぶと満足度の高いカーライフを楽しめますよ🎵
"こういうブログ興味あるなぁ"、という方は是非「読者」登録をお願いします。
よろしくお願いします。
お読みいただいたついでに
👇をクリックいただけると嬉しいです😄