畏れ多くて
「こんなクルマに乗ってみたい ~気まぐれクルマ考~」は、所有するにはちょっと難しいけど一度は乗ってみたいクルマについて、思いつくままに記しています。
でも今回は、所有したくはないどころか、できることなら叶えたい夢のまた夢のようなクルマについて語ってみたいと思います。
まあ、kojackのような庶民には畏れ多くて、努々オーナーになろうなどと考えてはならぬクルマですが😅
何のクルマかといえば、察しの良い方なら想像がつくと思いますが…
そう!kojackの大好きなフェラーリ。
それもとっておきの二台をご紹介しましょう。
King of Super Car
日本に「スーパーカーブーム」が訪れたのは1970年代中頃のこと。
それこそ日本中がブームに沸いて、そこここでスーパーカーを展示したイベントが開催されていました。
晴海国際展示場や後楽園球場(現:東京ドーム)、果ては近所のデパート駐車場までイベント会場と化し、ヨーロッパのスーパーカーが所狭しと並べられ、子供も大人もそのキラキラと輝く宝石たちに釘付けでしたね。
そんなイベントの目玉となっていたのが、「ランボルギーニ・カウンタック」と「フェラーリ・512BB(ベルリネッタ・ボクサー)」。
この二台は因縁のライバルとして、エンジンパワーや最高速度などを競い合い、ファンも真っ二つに派閥が分かれるほど。
正に ”King of Super Car” といっても過言ではないでしょう。
大抵のイベントでは会場中央にこの二台が鎮座して、まるでご本尊を拝むかのように皆手を合わせ…いや、カメラを向けていたものです。
その「フェラーリ・512BB」とはどんなクルマか。
ご覧のとおり、その姿が発するオーラからしてもうKingでしょ⁈
こんなクルマが1970年代、50年近くも前に生み出されていたのですよ!
それだけで驚愕、敬服、奉拝です。
そのスペックも驚くべきもので、5.0L 180度V型12気筒DOHCエンジンは、最高出力360hp/6,800rpm、最大トルク46.0kgf·m/4,200rpmと当時では考えられないほどのハイパワーで、公称最高速度は302km/hと今でさえトップレベルの性能を誇ります。
ボディデザインはもちろんカロッツェリア・ピニンファリーナの作品で、赤と黒のツートンカラーが特徴的。
二連丸形テールランプもその後の308/328シリーズや412へと継承されるフェラーリのアイコンとして、見る者に強烈な印象を与えます。
”これに乗らずしてフェラーリを語るなかれ” とでも言わんばかりの顔つきがまた惹かれるポイントですね。
フェラーリオーナーの端くれとして、生涯一度はステアリングを握ってみたいものです。
後にも先にも
たぶん二度とこんなスーパーカーはこの世に出てこないでしょうね。
それほどフェラーリファンの心を鷲摑みにして離さないモデルがあります。
「フェラーリ・F40」
フェラーリ社創設40周年を記念して発売されたスペチアーレ(限定車両)。
同社の創始者であるエンツォ・フェラーリが自ら指揮して開発されたというロードゴーイングカーで、見てのとおりその姿かたちはまんまレーシングカーです。
”こんなクルマで公道を走ってよいものか⁈🤔”、と考えてしまうほど、間近で見るF40のオーラは畏怖の念さえ感じさせるほど…
もう他のストラダーレ(市販車)とは別格というか別物。
ランボルギーニもポルシェも、フェラーリですら、「そんなものどうでもいい、関係ないね」とでも言っているかのような佇まいに、きっとこのクルマと対峙した者は圧倒されることでしょう。
そんなF40は、設計工程から既に一般車とは異なるアプローチで開発されていて、当時主流だった楕円鋼管チューブラーフレームによるスペースフレームシャーシに複合素材や構造部接着剤といった最新技術を投入し、高剛性の半モノコック構造を採用。
パワーユニットも、グループBへの参戦が計画されていた「288GTO」のエンジンを改良したTipo F120A型と呼ばれる3.0L V型8気筒DOHCツインターボが搭載されました。
このエンジンには日本のIHI(石川島播磨)製のターボが採用され、その最高出力は478㎰/7,000rpm、最大トルクは58.5kgm/4,000rpmとレーシングカーそのまま。
ドライで1,100kgしかない車重のため、最高速度はなんと324km/h!!!
1987年に作られた市販車のハナシですよ。
運転できるかどうかは置いといて、一度は乗ってみたいクルマですよね。
でもね、実はkojackはこのF40には過去に一度サーキットで横乗りさせてもらい全開走行を体験しています。 詳しくはコチラで👇
まあ、強く願えば実現できることもあるので、諦めず夢を持ち続けましょう。
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