風光明媚なコース
スパ・フランコルシャンサーキット(Circuit de Spa-Francorchamps)は、ベルギー・リエージュ州にある世界的に有名なサーキット。
引用元:FORMULA1-DATA
https://formula1-data.com/glossary/circuit/guide/spa-francorchamps
その名の由来は、リエージュ州スパとフランコルシャンに跨って位置していることからこう名付けられました。
長い間、F1(フォーミュラワン)世界選手権のひとつとして毎年開催されており、そのコース長は7.004kmと他のサーキットに比べ圧倒的な長さを誇っています。
引用元:FORMULA1-DATA
https://formula1-data.com/glossary/circuit/guide/spa-francorchamps
また、アルデンヌの森にあるこのサーキットは、104mもの高低差のあるレイアウトで、鋭角的な1コーナー ”ラ・ソース” から超高速コーナー ”オー・ルージュ”、きつい上りの ”ケメルストレート”、それに続く下りの高速コーナー ”プーオン” ”レ・ファーニュ” が連続するチャレンジングなコースとしても有名。
下りセクションでは、アルデンヌの風光明媚な景色を堪能できますが、超高速で下っているドライバーにはそんな余裕はありませんね、きっと。
伝説が生まれた…
F1だけでなくWEC(世界耐久選手権)なども開催されるスパ・フランコルシャンサーキット。
様々なレースで数々の伝説が生まれましたが、一番印象に残っているのが1992年のF1ベルギーGP。
ベネトン・フォードのミハエル・シューマッハ(ドイツ)は、予選3位からのスタート。
スタート直前から降り出した雨がレースの綾となります。
スパ・フランコルシャンサーキットには「スパ・ウェザー」と呼ばれる天候の変化があるのです。
急な雨やコースが長いが故にエリアによって天候が違っていることがあり、タイヤ選択が非常に難しく、選択を誤るとタイヤマネジメントに追われレースにならないことも。
そんなスパを得意とするミハエルでしたが、3位をキープしていた30週目にスタブローコーナーでコースアウトします。
この時チームメイトのマーティン・ブランドルに抜かれますが、ここからが伝説!
ブランドルのリアタイヤの劣化を察知し、すぐに無線でピットにドライタイヤを用意させます。
天候を読み、ライバルのタイヤコンディションを見抜く観察眼と即断でドライタイヤを得たミハエルは、ファステストラップを記録する猛追でウィリアムズのリカルド・パトレーゼ、ナイジェル・マンセルをパスし、F1参戦18戦目にして初優勝を果たしました。
引用元:Octane https://octane.jp/articles/detail/2401
ここから ”皇帝” ミハエル・シューマッハ伝説が始まるのです。
他にも2000年F1GPでのミカ・ハッキネンによる「20世紀最高のオーバーテイク」など、ここスパ・フランコルシャンサーキットでは名勝負が繰り広げられました。
一度走ってみたい名コース。
せめて一度は生でレース観戦してみたい。
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