急増する事故
このところ、Twitterでもネットでも初心者による交通事故のニュースが目立ちます。
先日も、日光いろは坂を攻めていた初心者が、ハンドル操作を誤り側壁に激突するという自損事故のツイートがアップされていました。
また、ネットでは18歳の高校生が友人を乗せて一般道をとんでもない速度で暴走した挙句横転事故を起こし、同乗の若者が即死する人身事故のニュースが報じられていました。
春…新しい環境に変わり、ワクワクする気持ち。
そして、クルマやバイクの免許を取得し、初めてのドライブ。
友人を乗せて、盛り上がってついついスピードを出しちゃった。
夢にまで見た峠を、買ったばかりの愛車で思い切り攻める。
誰しも経験のあることですが、事故を起こせば一瞬ですべて失うことにもなります。
誰でも最初はヘタクソ
ベテランドライバーも、皆最初はヘタクソでおっかなびっくりしながら運転していたのです。
もちろん最速のレーシングドライバーだって最初は一緒。
いきなりトップドライバーになったわけではありません。
だから、慌てる必要はないのです。
基本を徹底的に身に着ける。
これこそ、運転が上達する一番の近道！
直線をただ飛ばすのではなく、「曲がる」、「止まる」の技術を磨くため、例えば熟練ドライバーがどうやって操作しているのか聞いてみたり、隣でその様子を見て盗むのもひとつの方法。
kojackは初心者の頃から、レーシングドライバーの車載映像を見て勉強しました。
なにせ一番速くて、安全に運転するのがレーシングドライバーなんですから。
無理は禁物
最初はクルマの挙動や限界を知らないので、初心者は絶対無理しないこと！
クルマを動かせることとクルマを運転（操縦）することは全く違うのです。
免許を取得して、クルマを手にすれば誰でも動かすことはできます。
しかし、これは運転（操縦）とは言えません。
クルマを運転する、操るには、まず自分の技量を知ること、そして、クルマの挙動を掴むこと、最後に限界を知ること。
初心者はいわずもがなですが、技量がありません。
ですから、まずはクルマを知る前にクルマに慣れる必要があります。
前述のとおり、「曲がる」、「止まる」を中心にクルマに慣れ、何度も練習して、自分のイメージ通りに曲がり、止まれるようになるまでは、スピードは出さず、無理な操作は控えましょう。
基本を身に着けたら、少しずつスピードを上げて、その条件でまた「曲がる」、「止まる」の技術を磨くのです。
クルマの挙動や限界を知るのは、これができてから。
そうしたら、サーキットで開催されるドライバースクールのようなイベントに参加して、濡れた路面や高速でどんな挙動を示すのか、どれくらい飛ばすとスピンするのか、試してみるとよいでしょう。
間違っても基本も勉強しないで、峠を攻めるとか、オーバースピードで暴走しようなどと考えてはいけません。
焦らず、ゆっくり楽しみましょう！
基本を磨けば自然と技術が向上し、いつの間にか運転の上手いドライバーになれますよ。
クルマを操ることの楽しさを知ってほしいから、今は焦らず、じっくり技術を身に着けてくださいね。
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