スイングドア
「スイングドア」ってご存知ですか?
コレです👇
そう!ただのドア、フツーのドアです。
これを「スイングドア」っていうんですね。
かえって、こんな呼称の方が馴染みがないですよね。
このドアが多くのクルマに採用されているのは、皆さんもよくご存知のことでしょう。
最も安価で、構造も単純、修理もしやすいと良いことばかりの優等生だからですね。
また、2ドアなどの大きく、重いドアでも、小さな力で操作できることも美点です。
大きく開く
といえば、「スライドドア」
ワンボックス車や軽自動車では必需品ですね。
このタイプの利点は、なんといっても開口部の広さでしょう。
真四角な空間を確保でき、ドアが邪魔にならないので、高齢者や幼児でも容易に乗降できます。
また、商用車の場合なら、荷物の出し入れが簡単で、作業効率UPに貢献します。
もう一つの利点は、ドアが車体と平行に開くことで、狭いスペースでも開閉可能なこと。
これは狭い立体駐車場などでは威力を発揮。
特に小さな子供などが、うっかり隣接するクルマにぶつけることなく開閉できて安心ですね。
ただし、開閉にはそれなりの力が必要で、電動でないと結構苦労します。
さて、何て言う?
お次はコレ👇
引用元:WEB CAR TOP
クルマは有名なランボルギーニ・カウンタックです。
スーパーカーの代表格ですよね!
では、このドアはなんていう名前でしょう?🤔
「ガルウィング」
そう!正解~👏
いえ、ブブー✖
これは、「シザーズドア」っていうんです。
ハサミのことですね。
ドア先端にヒンジが付いていて、真っ直ぐ縦に開く構造のドアはこう呼びます。
「ヴァーティカルウィング」なんて言い方もする場合がありますが、一般的にはシザーズドアでしょう。
ドアが大きい場合、この開閉方式だと幅を取らないので、乗降しやすい利点があります。
スライドドアと縦横の違いはありますが、ドアが邪魔にならないのでコクピットへのアクセスが容易です。
ただ、ご覧のとおり上方向にかなりの高さが必要で、ガレージの天井は相当高く設計しないといけません。
また、ドアが重いと支えているダンパーのガスが抜けやすく、ギロチンになるという恐ろしい話のあります。
優雅の極み
さて、最後はやはりこれでしょう。
引用元:Octane
これこそ「ガルウィング」ドアです。
名前のとおり、カモメが翼を広げたような姿で、大変優雅ですね。
このタイプを採用している場合、大抵はボディの構造上、スイングドアを取り付けられず、苦肉の策としてこの方式を取り入れた…というのが本音なんですね。
でも、そんな無粋なことを言ってはいけないのです。
こんなエレガントなドアを開いてスマートに乗り込む姿を見たら、誰でも惚れてしまいそうですから。
いかがでしたか?
ドアにもいろいろありますね。
このほかにも「バタフライ」ドアや「ファルコンウィング」ドアなんていうのもあります。
こういったものは大抵スポーツカーで、車高が低いのと幅が広いため、乗降性を上げるために工夫された結果といえるでしょう。
でも、やっぱりフツーのドアが落ち着くかも…
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