2ヶ月ちょっと
車検が近いからとF355Bを主治医の勤めるお店、ロペライオファクトリーセンターへ預けたのが、2022年10月22日。
前回はサラッと終わったので、今回もそれほど手がかからずひと月くらいで帰ってくるだろうと高を括っていました。
ところが、主治医から来た最初の電話で状況は一転!
「今、リフターで上げてみたら、ラジエターから水漏れしてますね、それも左右。」
えっ😲
というか、”やっぱり来たか”
が本音。
F355Bのウィークポイントの一つがラジエターからの冷却水漏れ。
詳しくは後日パーツレビューでお話ししますが、要はフェラーリ純正ラジエターの作りの問題。
仕方ないので腹を括って新品交換をお願いしました。
もちろん純正ではなく対策品でしっかり強化することに…
しかし、既に車齢23歳を超えるF355Bですから、この対策品がそう簡単には入手できず。
受注生産のため、待つこと1ヶ月以上…
結局、トータル2ヶ月以上かかることになりました。
次から次へと
ラジエター交換は想定内として、”あとは問題なく進んでくれよ” との願いも虚しく、またも主治医から電話が…
「タイヤ外してみたら右側のドライブシャフトブーツが破れてますね。」
これはイカン🙅
ドライブシャフトを覆うブーツと呼ばれるゴム製のカバーにはたっぷりとグリスが詰められていて、これが破れるとグリスが飛散して悲惨なことになるのです。
「交換するなら当然左右同時でお願いします。」
また、費用が嵩む…
「それと、フロントブレーキのダクトホースが破れていて…」
ハイハイ、もう何でもいいですから全部交換しましょう!!
まあ、歳も歳だから仕方ないのですが、次から次へといっぺんに出てくると、さすがに精神衛生上よろしくありませんね。
一体いくらになるのだろう🤔
聞くのもコワいので、そのまま電話を切りました。
この後、さらにラジエターホースも傷んでいるので交換したほうがよいとの進言を受け、これも強化品を注文して交換することに…
なかばヤケになってきて、どうでもよくなりました😅
やっと帰ってきた
とはいえ、主治医はフェラーリ一筋30年以上の超ベテランなので、任せておけば安心。
丁寧な仕事のうえにノウハウも豊富なので、整備の仕上がりは素晴らしい。
時間がかかったので主治医も申し訳なさそうに電話してくるのですが、パーツの調達に時間がかかるのは致し方ないこと。
それでも年内納車に向けて頑張っていただけて、無事、12月29日、F355Bがガレージに帰ってきました。
心配だったラジエターも新品になったし、見えないところだけどドライブシャフトブーツやブレーキダクトホースも新品になって安心できたのでこれで良し。
軽く流してみましたが、以前より調子良くてなにより。
水温も90℃前後で安定しているし、油温、油圧も問題なし。
これでしばらく大丈夫…
かと思いきや、またまた主治医から電話が。
「触媒がそろそろ…」
でしょうね。
年数も経っているし、ちょっと前に箱根爆走した時に、マフラーエンドが真っ白になっていたから多分ダメだろうと思っていました。
まあ、これは来年のオタノシミ… いや、苦行でしょ😵
焦らず、ゆっくり愉しむのが旧車の愛で方。
お金が貯まったら、触媒再建計画実行だな🤔
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