こんなことにも
愛車のエンジンオイル、いつ交換しましたっけ?
半年前?
一年前?
車検の時にやってもらったような…
エンジンオイルは、クルマにとって血液のようなもの。
エンジン内部の金属同士の摩擦抵抗を抑えたり、冷却したりと、とても重要な役割を果たしています。
それだけに、汚れたり、酸化して劣化が進むのも早いのがエンジンオイル。
このオイルをきちんと交換せずに乗りっぱなしにしていると、こんなことになることも…
まあ、これほど放置している人はあまりいないでしょうが、気づいたら1年以上放置なんてことはあるかも、です😅
いきなり壊れることはないと思いますが、最近のクルマはターボ車が多いのでオイル管理は重要ですよ!
なにせターボってオイルに負担をかけますからね。
推奨というけれど
オイルの交換周期は、よく取扱説明書などに「メーカー推奨:15,000km又は1年ごと」などと記載されていることがあります。
メーカーが十分試験を重ねて得た値なので間違いはないでしょうが、乗り方や保管条件などによって違いが出てきますよね。
たまに輸入車などで ”3年間オイル無交換” などというクルマも見かけますが、果たしてクルマに良いことなのか…
毎日様々なクルマに接している整備士さん達に伺うと、概ね「5,000kmまたは半年ごと」に交換することを勧められます。
複数の人が同じ意見なので、現場でつぶさに見ている人の実感なんでしょう。
どちらが良いのかはオーナーさんの考え方ですが、こういった意見も一つの判断材料かもしれません。
交換のポイント
オイル交換を行うにあたってエンジンオイルを選定するわけですが、基本はそのクルマごとに指定されている粘度やグレードに合わせます。
黄色丸に囲んだ部分がそれですね。
これでいうなら、粘度が「10W-50」、グレードが「SN」です。
取扱説明書やボンネット裏に指定の粘度やグレードが表記されているので、よく確認してからオイルを購入しましょう。
また、オイルを交換する際、オイルフィルターも同時に交換することをオススメします。
このフィルターはオイルに混入した異物を取り除いてエンジンやターボを守る役割ですので、オイル交換2回に一度の割合を目安に取り替えましょう。
それから、先ほどの粘度ですが、クルマが古くなる(走行距離が伸びてくる)と指定値の粘度では性能を発揮しにくくなることがあります。
今までとは様子が違うなと感じたら、オイル交換の際、お店の方に粘度の相談をしてみるのも一つの手です。 オイル漏れなどを起こしていたら、早めに整備工場で修理してもらいましょう。
いかがでしたか?
日頃、なかなか自分ではオイル量や状態の点検、オイル漏れの確認はしませんね。
そういう方は、なおのこと周期を決めて定期的に交換したほうが良いですよ。
サボった代償が思いのほか大きいこともありますので😉
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