kojack-ferrariのクルマ道

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チョイ乗りの落とし穴 ~愛車が悲鳴を上げる前に~

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ついつい

皆さんは愛車とどのような付き合い方をしていますか?

付き合い方といっても、”溺愛してるよ~💗” とか ”ほったらかしです😅” とか、そういうんじゃなくて、どんな乗り方、使い方をしていますか?ってこと。

毎日、通勤で片道20km走ってます、とか、お買い物の足でちょこちょこ、とか…

実はクルマって、乗り方次第で寿命が変わったり、調子の良し悪しも変わるんです。

足車として購入したクルマだとどうしてもチョイ乗りが多くなりますね。
近所のスーパーまで買い物だったり、旦那さんを駅まで送迎とか、走っても片道2~5km、時間にして10~15分程度。

ついつい便利なので近所でも乗ってしまいますが、このような使い方ばかりしていると愛車はどんどん疲れて病んでいきます…

チョイ乗りがもたらす罪

車のメカニックなどがよく口にする言葉に「シビアコンディション」というものがあります。
これは文字通り車にとって負担が大きくなる、”厳しい状況” のこと。

シビアコンディションとは、例えば「悪路の走行(雪道や砂利道)」や「過走行(年間20,000km以上)」などを指しますが、短距離走行の繰り返し(1回の走行距離が8km以下)」もその一つです。
 

シビアコンディションで使用した場合、自動車メーカーでは通常の半分程度の走行距離でオイル交換が推奨されています。

その理由は、適切な温度管理の問題です。

エンジンオイルであれば適温は90℃前後と言われていますが、チョイ乗りの場合、冬場などは完全に暖まる前にエンジンを切ることになります。
すると、エンジンオイルの温度が上がりきらないため、エンジン内部に溜まった水分などが蒸発せず、オイルに混入してしまいます。
このような状況が続くと、エンジンオイルの劣化が進みやすくなるのです。

それから、バッテリーへの負担もより高くなります。
走行距離が短いとオルタネーター(発電機)が回る時間が足らず、バッテリーへの充電量が不足気味となり、バッテリー上がりを起こしやすくなりますね。

また、意外と知られていないチョイ乗りの弊害はマフラーの劣化です。

エンジンオイル同様、エンジンが完全に暖まっていればマフラーも熱くなるので水分なども蒸発しますが、チョイ乗りでは水分がマフラー内に溜まり、腐食の原因になることも。

このように、チョイ乗りばかりしていると愛車はどんどん病んでいくのです。

どうすればイイ?

では、病んだ愛車を救うにはどうしたら良いのでしょうか?

まず第一に、ある程度エンジンを回すことです。時間的にも、回転数も😉

そのため、時々ロングドライブや高速道路を走行して、適度にエンジンに負荷を与えること。
具体的には、1〜2週間に1回、10km以上走行して完全暖機するのが良いでしょう。

次にバッテリー。
これは当ブログでも何度かご紹介した『CTEK』の出番です。これを週1回程度のサイクルで実施すれば、バッテリー上がりになる可能性はほぼ回避されます。

ただし、一度バッテリー上がりを起こしたものや3年以上使用している古いバッテリーの場合はその限りではありません。

外気温の低い冬場やエアコンやヒーター、ワイパーなど消費電力の大きい装置の使用頻度が高いと、思いのほかバッテリーは弱っています。

定期的にメンテナンスするよう習慣づけましょう!


現代のクルマはある程度チョイ乗りも想定されているので、それに見合ったメンテナンス(早期のオイル交換など)をしていれば、壊れるということはほぼありません。

クルマが病んでいくチョイ乗りですが、きちんとメンテナンスしていれば大丈夫。
たまには愛車もお出かけさせてあげてくださいね😉

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