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今回は、高速道路の左右ルートのハナシです。
左右ルートのナゾ
年末年始、帰省や行楽で高速道路を利用された方も多かったと思います。
一部の高速道路では、「右ルート」と「左ルート」に分かれる区間があり、初めて通行する時などは、どちらに行けば良いのか迷ってしまいますよね。
今回の「クルマ雑学辞典」は、その悩ましい「左右ルート」について、なぜ左右に分かれているのか、そしてどちらが正解なのか、解説します。
引用元:くるまのニュース https://kuruma-news.jp/post/642395
高速道路を走行していると、突然「右ルート」と「左ルート」へ分岐することがあります。
首都圏では東名高速道路下り線の大井松田IC~御殿場ICが有名ですね。
行き先によって分かれるジャンクションとは異なり、右ルートと左ルートは向かう方向は同じで、同じ道路に合流することになります。
現在、右ルートと左ルートに分かれている道路は、
・東名高速道路下り線の大井松田IC~御殿場IC
・東名高速道路上り線の焼津IC~静岡IC
・名神高速道路下り線の京都南IC~茨木IC
・名神高速道路上り線の茨木IC~京都南IC
・中央自動車道下り線の上野原IC~大月IC
の5区間。
いずれも交通量が多くカーブの多いエリアのため、渋滞が発生しやすいことが共通しています。
なぜ右ルートと左ルートに分かれているのでしょうか?
その理由は、主に交通量の増加により従来の片道2車線では対応しきれなくなったためです。
一般には拡幅工事を行いますが、山間部や地形的な問題で工事や用地の確保が困難なため、すでに敷設した道路を流用して新しいルートを建設したというワケ。
例えば東名高速道路の大井松田IC~御殿場ICは、従来は上下線とも2車線でしたが、交通量の増加に対応するため、それまでの下り線を左ルート、上り線を下り線の右ルートに転換しました。
これにより下り線が左右のルートそれぞれ2車線の合計4車線に増え、さらに上り線は新たに3車線で造られたことで、上下線ともに車線が増加しました。
どっちが早い?
左右に分かれた理由はわかりましたね。
それでは、どちらのルートが早く着くのでしょう⁈🤔
これらの区間では、右ルートと左ルートそれぞれに2車線の道路が並行して走っており、基本的に同じようなルートを辿るため所要時間もほとんど同じなので、基本的にはどちらのルートを選んでも大差ありません。
ただし、東名高速の鮎沢PAと、名神高速の大山崎JCT・ICは、左ルートからしかアクセスできないため、これらを利用する場合は左ルートを選択しましょう。
基本的に所要時間に大きな差はないと考えられますが、多くの場合は追越車線を走行しているクルマが右ルートへ、走行車線のクルマが左ルートへ進入することになるため、比較的速度の速いクルマが右ルートに流れやすいと言えるかもしれません。
また、左ルートからしかアクセスできない施設のある道路では、左ルートの交通量が増えるとも考えられますが、これらは所要時間に大きく影響するほどではないでしょう。
右ルートと左ルートはどちらを選んでも問題ありません。
しかし、左ルートからしかアクセスできないPAや分岐があるため、事前にどちらのルートを通行するか決めておくと安心です。
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