全国的に多発中
2022年9月2日のニュース。
千葉北署は1日、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで千葉市若葉区に住む自称会社員の男(21)を逮捕した。
逮捕容疑は1日午前6時15分ごろ、同市稲毛区作草部1の市道でアルコールの影響で正常な運転が困難な状態で乗用車を運転。
対向車線にはみ出し、対向してきた乗用車の会社員男性(77)=同区=に首の骨を折るなどの重傷を負わせた疑い。
同署によると、男性の乗用車に同乗していた70代ぐらいの女性もけがをした。容疑を認めている。
引用元:車線はみ出し、対向車の男性に重傷負わせる アルコールで危険運転 容疑の21歳男逮捕(千葉日報) - goo ニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/chiba/region/chiba-20220902182607.html
これはほんの一例。
全国各地ではみ出しによる衝突事故が多発しています。
先日、”あおりハンドル” の問題を書きましたが、これによる事故も含まれます。
少し前にYouTubeで見た事故は、バイクが直線を走行中、いきなり対向から来た乗用車が中央線をはみ出して正面衝突。
ライダーは一命を取り留めましたが、せっかくのツーリングを中止して入院となりました。
なぜはみ出すか
山道や生活道路など少し狭い道でよく見受けられるはみ出し。
特に運転が不得意な人はどうしても幅員が狭いとはみ出しがちになります。
また、オーバースピードで曲がり切れずショートカットによるはみ出しもあります。
こちらはスポーツカー乗りのような人ではなく、普通の乗用車や営業車に乗る中高年に多く見られるパターン。
スポーツカーのように旋回性能が高く、スポーツドライビングが好きな人はテクニックもある程度身についているので、はみ出すことなくコーナーをクリアできますが、普通の乗用車はそのような走り方を想定していないので、無理な速度でテクニックもないのに曲がろうとすると対向車線にはみ出してしまうのです。
また、無理な追い越しもはみ出しの原因の一つ。
対向車線にはみ出すのは逆走となり、道路交通法違反であり大変危険な行為です。
道路交通法第17条第4項
「車両は、道路の中央から左の部分を通行しなければならない。」
違反すると、3カ月以下の懲役又は5万円以下の罰金が科されますので、絶対に車線を守りましょう!
どう気をつける?
まず事故防止策として、山道などで曲がった先が見えないコーナーでは、はみ出しを想定してなるべく左側に寄って走ります。
運転が不得意な人はすぐ手前を見がちなためハンドル操作が遅れ、それを補おうと切り過ぎてはみ出してしまいます。
とにかくコーナー手前で十分減速して、できるだけ前方に視線を置くようにしましょう。(コーナー出口や2~3台先くらいを見る)
こうすることで、全体の状況が把握でき、適正なハンドル操作を助けてくれます。
次に、普通の乗用車や商用バンに乗る人はスピードを出し過ぎないこと。
kojackも大きな国道などで頻繁にこういったクルマに煽られますが、大抵は次の信号で並びます。 一応言っておきますがkojackは常に周りの流れは捉えて運転していますよww
何の意味もないスピードオーバー。
これによってはみ出し、事故を起こせば当然過失割合も大きくなり、ただただ後悔することになりますよ。
はみ出しによる正面衝突事故の場合、その衝撃は恐ろしいもの。事故を起こせば、相手だけでなく自分も命を落とすことだってあります。
くれぐれも無理な運転や乱暴な運転はやめましょう!
慌てず、落ち着いて運転すれば、事故も防げて無事に一日が終わるのです。
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