今週のお題「試験の思い出」
悔しさが思い出される
今週のお題は「試験の思い出」
これまでたくさんの試験を受けてきましたが、悔しい思い出の方が多いかな…
もちろん大学受験や資格試験に挑戦して不合格だったのは悔しい中でも最上級ですが、それは実力が足りなくて合格できなかったわけですから、ある意味納得できる悔しさ。
それに引き換え、これからお話しする思い出は ”オトナの事情” ってやつを初めて体験した(直面した)、忘れられない悔しさです。
完璧な走りなのに…
それは、17歳の梅雨の終わりのこと。
当時、高校2年生だったkojackは、バイクに夢中でした。
16歳になると同時に原付免許を取得して、バイト、バイトに精を出し欲しかったバイクを手にして、毎日走り回っていました。
やがて、仲間の一人が「中型二輪」、今でいう普通自動二輪を取得して、400ccのバイクを学校に乗りつけてきたのです。
本当に羨ましかった😌
カッコ良かった✨
そいつとは仲良しだったのでなんだか先を越された焦燥感があって、早く自分も中型免許を取りたいと切望していたのを覚えています。
”教習所なんかもったいない”
バイク乗りの家系だったこともあり、こっそり中学生の頃から乗っていたので、自信はありました。
そこで、運転試験場で試験を受けることに…
いわゆる「一発」というやつです。
kojackの住む神奈川県では、当時高校生のバイク免許取得やバイクに乗ることを厳しく規制していたので、教習所でも簡単には受からないことは知っていました。
でも、”練習すれば絶対受かる、いや受かってみせる!”
とにかく自信家だったので、そう信じて疑うこともなくいざ試験場へ。
学科は簡単に合格、いよいよ実技です。
事前にコースを下見してイメトレ。
当然、教則本で予習して、愛車の原付で何度も練習した一本橋や急制動、スラローム…
どれも自信満々になるまで練習して仕上げていたことは言うまでもありません。
そして、本番。
スタートから緊張してガチガチになりながらも、何とか課題をクリア。
”一回でイケるかも⁈”
なんて心に魔が差した瞬間、交差点手前の一時停止でフラついて立ちゴケ😫
これで終了。
二度目の挑戦では、一本橋が1秒足りないと言われ不合格。
そして三度目の正直。
徹底的に一本橋とスラロームを練習して、歩道の縁石(幅15cm程度)の上をなんなく30mは走れるようにまでなって、絶対の自信で臨んだ本番。
実はこれが最後の挑戦と心に決めていました。
三度やってダメなら才能がない、と…
それだけに意を決したチャレンジでした。
前回失敗した一本橋は完璧、スラロームも練習の成果が出てスムーズにクリア、急制動は得意科目でなんなく成功。
”ハッキリ言って合格でしょ”
というくらい、自分でも納得いく走りでした。
周りの受験者からも、
「上手いね~」、「絶対合格だよ」
の声が…
オトナの事情に敗れる
そして、教室で合格発表の時間となりました。
担当教官から
「本日の合格者は3名」
と報告があり、一人、二人と合格者が呼ばれます。
”いよいよ、自分の番だ”
しかし、呼ばれたのは別の人の名前。
周りの人も、合格した人も全員がキョトン。
”なんであの子呼ばれないの?”
そんな声が聞こえてきそうな空気でした。
それを察したのか、教官がkojackの名前を呼んだのです。
教官の前に進むと、教官が言い放ったひと言。
「惜しかったねぇ、あと2点足りなかった。」
記憶が正しければ、当時技能試験合格点は80点以上。
78点だったというのです。
どうみても、その日最高の走り、ノーミスで減点箇所も思い浮かばない…
教官の顏をボーっと見つめていたkojackに向かって、最後にぼそっと、
「高校生だから」
今でも忘れられない、悔しい試験の思い出。
オトナの事情による理不尽な不合格。
引用元:WEBオートバイ https://www.autoby.jp/_ct/17083370
次の挑戦で合格したのは言うまでもありません。
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