kojack-ferrariのクルマ道

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う~ん、なるほど🙄 ~F8に見るV8フェラーリの系譜~

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大きいなぁ

先週のF328COJ箱根ツーリング。
もちろん328主体のクラブなので、ほとんどの参加車両は328GTB/GTS

ただ、当クラブの入会条件は原則328GTB/GTSオーナーであって、乗り換えなどで車種が変更となっても会員資格は継続されるので、328以外のモデルも参加しています。

そんなわけでKさんが乗り換えたのが、F8スパイダー。
5月の三浦半島ツーリングでお披露目となりました。

パッと見た印象は、”大きいなぁ”


308からF355までは、サイズ感でいうと全長はほぼ同じ。
360、F430はそれより250mmほど伸びましたが、F8はさらに100mm、つまりF355より350mmも伸びています。

ひと昔前の12気筒モデル並みの大きさ。
圧倒されてしまいました。

トリブートの意味するところ

そんな印象だったので、F8のデザインになかなかV8フェラーリの系譜を見出すことができなかったというのが本音でした。

でも、実は全長が伸びただけで全幅、全高はF355以降のモデルとほぼ同じ。

曲面パネルが多い構成のためデザインに動きがあって、その迫力に気圧されてしまっていたように思います。

先週は二度目の対面だったこともあり、じっくり観察できました。

実車を見るとやはり直前モデルの488や一つ前の458のデザインを色濃く残していますが、実はフロントフェンダーの峰は360やF430のオマージュだし、二連テールランプは308時代からの伝統の継承。


そして斜め前を走っている姿を見ていて気づいたのが、リアデザインの特徴。

特にフェンダーの盛り上がりからダックテールなテールエンドへと繋がるライン、テールランプ下部のエアアウトレットなどF355の面影を残しているなぁ、と感じましたね。

それに気づいたらなんだか嬉しくなって、思わずF8とランデブー走行してしまいました。

やはり、ピニンファリーナは偉大。
これだけ多くのモデルをトリブートしながらも、新しいフェラーリとして成立させているところに敬服します。

新時代のベンチマーク

こうしてみると、458から始まった新たなV8フェラーリの中でも、F8がこれからのデザインコンセプト=ベンチマークになるのではないかと感じます。


その理由は、伝統的なV8フェラーリの系譜を忠実に受け継ぎつつも、未来志向のトレンドを巧みに融合させた、完成されたデザインだといえるから。

SF90や296など様々なモデルが登場しましたが、これからのフェラーリも一層目が離せませんね。

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