一つのきっかけから
kojackのF355Bは1999年式なので、ラインアウトしてから今年で23年目になります。
これまで大病もせず好調をキープしてきましたが、昨秋、一つのドライビングミスから調子を崩しました😵それは"オーバーレブ"
クラブのツーリングで高速道路を割と良いペースで走行中、3速からシフトアップするつもりが2速に入れてしまい、ほんの一瞬ですが9000rpmを超えてしまいました。
エンジンには許容回転数というのがあって、それ以上回すと不調になって最悪壊れますよ、というもの。
わずか数秒のことでしたが、その後すぐにエンジンが片肺になってしまったことは、以前ご報告したとおりです。
その後、主治医であるロペライオファクトリーセンターの駒本さんに預けて隅々まで調査してもらい、大方の問題点が明らかになりました。
次から次へと
クルマにはECUというコンピュータが積載されていて、故障した時にはその原因を記録してくれています。
専用テスターを繋ぐと、その内容が把握できる仕掛けになっています。
果たして、どのような故障なのでしょうか?
結果は、左エキゾーストテンプアンプ、左右フロントO2センサー及びリアO2センサーの故障。
いやいや、想像を超える結果でした。
ただ、センサーなどはそれ自体の故障という場合と真因に釣られて異常値を検知したことによるエラーログが記録されていることもあるので、この段階では一概に故障とは断定できません。
それにしても、次から次へとよくまあこんなにエラーを吐いたものだな。
元はといえば、自分のミスが原因なのでクルマには申し訳ない気持ちでいっぱいです。
鬼ごっこ?隠れんぼ?
故障原因は把握できたので、いよいよ修理となるわけですが、一度に全部交換してしまうと本当の原因がわからなくなるので、こういう場合は最も疑われる箇所から着手してテストを繰り返します。
今回でいうならエキテンアンプがその最有力候補。
このパーツはF355シリーズでは定番の故障原因で、特にマフラー交換してあるクルマの場合壊れやすいと言われています。
kojackのF355Bも御多分に洩れずこれが原因でした。
新品に交換して一件落着。
といけば良かったのですが、修理後納車されたその日にまたエンジン不調を示すワーニングランプが点滅しました。
しかし、エンジンそのものは全く元気で何のトラブルもありません。
それでも何日乗っても点滅し続けるワーニング…そこで主治医の駒本さんに再度テスターで診断してもらいました。
すると、今度は、左右フロントO2センサーと左ノックセンサーのエラーログが検知された、とのこと。
"ノックセンサー"
また新しい故障パーツが出てきました😉
その代わり左右リアO2センサーのエラーは消えましたね。
ノックセンサーは空燃比(ガソリンと酸素の混合比)を測って最適な状態となるようエンジンに指示するもの。
これが壊れると非常に危険なことにもなりかねないので交換です。
いやはや、一つ直すと次が壊れる。
鬼ごっこですねー👹
O2センサーも交換して、テストも完了。
来週には納車かな?と思っていた昨日、駒本さんから電話が…
「エンジンが温まってからのアイドリングが不安定なので試しにフェーズセンサーを交換したら安定しました。交換時期ですね。」
はあ、排気系センサーを交換したら、次は吸気系センサーですか…
一つ直すと次が現れる。
隠れんぼですね😅
23年目にしていろいろとトラブルが発生しましたが、考えてみれば23年もあのパフォーマンスを披露し続けてくれているのだから、満身創痍なんだよね。
これからは労わりながら大事に乗ってあげよう😌
もちろん健康診断もこれまでどおりキチンとやってあげるからね。
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よろしくお願いします。