kojack-ferrariのクルマ道

~クルマをこよなく愛する人へ~                      ※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ロータリーエンジンって何? 〜いまさら聞けないクルマのハナシ〜

f:id:kojack-ferrari:20220315085612j:plain⚠当ブログはアフィリエイト広告を利用しています
今回は、ロータリーエンジンのハナシです。

三角おにぎり🍙

お久しぶりの『いまさら聞けないクルマのハナシ』シリーズ。
今回のテーマは「ロータリーエンジン」です。

ロータリーエンジンといえば、世界で唯一、マツダが市販車用エンジンを製造しています。
その歴史を振り返ると、実用化に漕ぎつけたのが1957年。
ドイツ、NSU社とWankel社の共同研究により開発されたヴァンケルエンジンがロータリーエンジンの祖といえるでしょう。

最大の特徴はその機構にあります。
引用元:三井ダイレクト損保 https://www.mitsui-direct.co.jp/car/guide/mycar_guide/new/rotary-engine/

ロータリーエンジンは、大きく分けると、まゆ型のハウジングとハウジングの内側にあるおにぎり型のローター(回転子)の2つで構成されています。
ハウジングとローターとの間にできた空間で、燃料と空気を混ぜた混合気を燃焼することで膨張圧が発生し、その圧力がローターの軸に作用してローターが回転する仕組みです。この運動が繰り返されることにより、車が走行するエネルギーを作り出します。

世界初のロータリーエンジン市販車は、1967年に発売されたマツダコスモスポーツ
以降、マツダは次々とロータリーエンジン搭載のクルマを誕生させ、翌1968年には普及車種であるファミリアに搭載。
最も有名なのが『RX-7』シリーズでしょう。
初代SA22C型には12Aターボ仕様、人気の2代目FC3S型には排気量をアップした13Bターボを積み、ロータリースポーツの世界を確立しました。
3代目FD3Sでは13Bにシーケンシャルツインターボを装備した進化系となり、2002年にその幕を閉じることとなります。


ロータリーエンジンのメリットは、
・軽量かつコンパクト
・低振動かつ低騒音
・排気量に対し高出力
・アクセルレスポンスの良さ
など、スポーツカーに適した特性。

逆にデメリットは、
・燃費が悪い
・排気音が大きい
・低速トルクが少ない
・熱効率が悪い

環境問題やSDGsなどクルマを取り巻く環境の変化とともにロータリーエンジンの存在も厳しいものとなりましたが、2023年にはBEVのようにモーターで走りながらも、必要とあればいつでもロータリーエンジンが始動して発電したり、バッテリーに充電しながら走ることのできる「ロータリーEV」を誕生させ、ロータリーの新たな時代を感じさせます。

"こういうブログ興味あるなぁ"、という方は是非「読者」登録をお願いします。
よろしくお願いします。


お読みいただいたついでに
👇をクリックいただけると嬉しいです😄

にほんブログ村 車ブログへ
にほんブログ村