kojack-ferrariのクルマ道

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男のロマン⁈ ~リトラがもたらす高揚感~

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今回は、リトラクタブルヘッドライトのハナシです。

なんてギミック!

「リトラクタブルヘッドライト」ってどんなライトだと思います?
なんだか凄そうなネーミングですよね。
”リトラ” などと呼ばれていますが、正式には「格納式前照灯
そうです!普段はボディ内部に格納されていて、ライトを点灯する時だけせり上がってくるアレです。

欧米では主にスポーツカーで古くから採用されていて、空気抵抗の低減やスタイリングの自由度を確保することなどをその目的としていました。

すごい発想ですよね!
初めてリトラのクルマを見た時は、
”なんてギミック!”
と思いました。

初めてのリトラ

日本車で初めてリトラを採用したのは、このクルマ。
引用元:WEB CARTOP https://www.webcartop.jp/2021/11/808035/

トヨタ2000GT(1967年)』
前端に付いているライトをヘッドライトと勘違いしている人がいますが、こちらはフォグランプで、ヘッドライトはリトラクタブルなものだけ。

リトラ創生期のクルマではこれも有名。
引用元:ベストカーWeb https://bestcarweb.jp/news/60933?prd=2

マツダ・サバンナRX-7(1978年)』
庶民が買えるスーパーカーとして、発売当時衝撃を与えたクルマ。
ロータリーエンジンとリトラでピュアスポーツを体現していました。

一大ブームに

80年代に入るとリトラは一大ブームに。
スポーツカーだけでなく大衆車やセダンなどあらゆるモデルに採用されました。
当然スポーツカーには必須アイテムとしてリトラが装備され、これがないと評価も下がる…ことはありませんでしたが、やはり寂しい感じがありましたね。
引用元:ベストカーWeb https://bestcarweb.jp/news/60933?prd=2

トヨタMR21984年)』
国産初のミッドシップスポーツにしてリトラ。
つまり、スーパーカーの文法を忠実に再現していますが、直線基調のコンパクトなボディは実に日本的で、鋭いウェッジシェイプに貢献していたのがリトラでした。


引用元:GAZOO https://gazoo.com/ilovecars/introduce/1990s/nissan/18/03/24/

『日産・180SX(1996年)』
ドリフトブームに乗って一躍有名になったのが、180SX
兄弟車シルビアとともに爆発的な人気を博しました。
マンガ『頭文字D』でも登場する日産リトラの代表格。

そして、忘れてならないのがこのモデル。
引用元:MOTA https://autoc-one.jp/honda/nsx/special-5009496/

『ホンダ・NSX(1990年)』
日本が誇る本格的スーパーカーであるNSX
この時代にはプロジェクター式ヘッドライトが普及し、リトラでも採用。
リフト量も抑えられ、リトラの弱点も多少改善されています。

日本では2002年のマツダRX-7FD3S型)を最後にリトラは消えました。
現在、リトラクタブルヘッドライトが製造されていない理由としては、
・事故衝突時に歩行者保護の観点で、ライト自体が突起となっており危険であること。
・固定式ライトに対して製造のコストが高いということ。
・ライト可動のためのモーターやヒンジがあることによって重量が増えるということ。
・車両の運動性能に影響あると考えられること。

他の理由としては、オートライトの義務付けによる問題があります。
オートライトとは、車のヘッドライトを自動的に点灯・消灯させるもので、一定の条件下では昼間でも点灯させる必要があります。

でも、こうしたギミックもクルマを楽しむための要素なんですよね。
せめて今あるリトラを大切にして、昔を振り返るきっかけにしていきたいものです。

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