kojack-ferrariのクルマ道

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カタログで見る懐かしの名車 vol.6 ~フェラーリ F430~

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F430とは

F1との連接性

前項でも触れたとおり、F430はF1をはじめとするレーシングテクノロジーのフィードバックをより強調したモデル。

そのことがカタログからも読み取れます。

ご覧のとおり巻頭の見開きページには、F2004が登場しますし、巻末では当時のF1マシンであるF2004とF430のホイールベース(前後車軸間の距離)やトレッド(左右タイヤ接地面中心間の距離)が同じであることを示しています。

360モデナで問題となったスタビリティの解決を簡潔に表現しているのかもしれませんね。

M・シューマッハを擁して、F1で6年連続コンストラクターズチャンピオンを獲得するなど最高潮の時期だったことも影響していると思いますが、F1との連接性をフィーチャーすることで、速くて強いフェラーリ、最新のテクノロジーを搭載したフェラーリを印象づけているのでしょう。

また、全体を通じて感じたのは、スパイダーをかなり推しているということ。

最初のページでもスパイダーが上に配置されていて、中ほどでもソフトトップの開閉機構を詳説、後半でも俯瞰写真を載せるなどグイグイと推しています。

時代背景もありますが、これまで以上に北米市場を強く意識した構成となっています。

驚きの!

実はF430が発売された年、東京モーターショーフェラーリブースで具にこのクルマを観察しました。
というのも、コーンズの担当営業が会場にいて、ステージでごゆっくり見ていってくだいと案内されてのこと。

そこで驚いたのが、ブレーキシステム。

まだレーシングカーぐらいでしか見たことのないカーボンセラミックディスクブレーキがオプションで採用されています。
マテリアルもさることながら、その径の大きさに新時代を感じざるを得ませんでした。

エンジンはヘッドカバーだけでなくインダクションポッドまで赤の結晶塗装が施され、非常に美しい仕上がりに。

360モデナから継承されたガラスハッチ方式のエンジンフードや大型のレインレールを装備し、雨中の走行も気になりません。


メーターも鮮やかなイエローの垂直指針式。(カラーは他にも選択可)
10,000回転まで目盛られているところが憎い。

そして、最後にご紹介するのがコレ。
全てはこれに尽きますww

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