やっぱり面白かった
WRC第13戦日本(ラリージャパン2022)ご覧になりましたか?
ヒョンデ(韓国)対トヨタ(日本)の一騎打ちとなり、結果はヒョンデの1・2フィニッシュでの勝利。
しかし、3位には日本代表の勝田貴元選手が見事入賞!
引用元:AUTO SPORT WEB
感動的なレースでした。
WRCはほとんどのレースをCSで観戦していますが、やっぱり母国開催は面白いですね。
リエゾンもすごく身近に感じるし、映像なのになんだかすぐそばを走っているよう…
ラリーカー=日本車?
12年ぶりにWRCが日本で開催されたので、初めてラリーを見たっていう方も多いのではないでしょうか。
話題のラリー。
少し歴史を紐解いてみると、実は日本車と深い関わりがありました。
1970年 日本車初のWRC優勝車 日産ブルーバード(510型)
1963年からサファリラリーに参戦していた日産が、苦労の末掴んだ初戴冠は日本車初の勝利となりました。
ちなみに日産は翌1971年も240Z(フェアレディZ)でサファリを連覇しています。
1990年 日本車初のWRCドライバーズチャンピオンカー トヨタセリカGT-Four(ST165)
トヨタがWRC初優勝を飾ったのは1973年のカローラが最初でしたが、初のワールドチャンピオンに輝いたのはこのクルマ。
ドライバーはカルロス・サインツ(スペイン)です。
1993年 日本車初のWタイトル トヨタセリカGT-Four(ST185)
日本車初のマニュファクチャラーズタイトルとドライバーズの二冠を獲得。
トヨタの時代を感じさせる栄冠。
1995年-97年 日本車初のWRCタイトル3連覇 スバルインプレッサ(555/WRC)
インプレッサは一貫してモータースポーツの主戦場をラリーに置き、コリン・マクレー(イギリス)を擁して日本車初のマニュファクチャラーズタイトル3連覇という歴史的快挙を達成。
1996年-99年 20世紀を締め括る快進撃 三菱ランサーエヴォリューション(Ⅲ-Ⅵ)三菱はランサーエヴォリューションを熟成させ、エース、トミ・マキネンがドライバーズタイトル4連覇の偉業を成し遂げました。
2000年代はなかなか活躍できていなかったのですが、豊田章男社長の思い入れあるヤリスが2017年頃からWRCで優勝するようになり、今年度もワールドチャンピオンを戴冠しました👑
思い出のクルマ
昔から日本車がWRCと深く関わってきたのはお分かりいただけたかと思います。
そんなラリーカーの中でも思い出のあるクルマをご紹介します。
引用元:DS&F https://www.dsf.my/2019/01/datsun-240z-wrc-rally-history/
ダットサン240Z(日産フェアレディZ)
1971年、あの過酷なサファリラリーを制した貴婦人。
ラリーカーの衣装を纏っても、なお優雅さを失わないロングノーズ・ショートデッキの流麗なスタイリングは、子供心をもときめかせる魅力がありました。
引用元:Nosweb.jp https://nosweb.jp/articles/detail/880
トヨタセリカGT-TS(TA64)
1982年当時、国際自動車スポーツ連盟(FISA)のレギュレーション変更によりWRCはグループBという車両規定に。
このグループB、”バケモノ” と称されるように、極度の軽量化と過給機によるハイパワー化で数々の事故と死傷者を出す事態に…
わずか5年で規定廃止となりましたが、そんな状況下でこのセリカは、サファリラリー3連覇という成績を残しています。
これまであまり注目されてこなかったラリーカーですが、こうしてみるとやはり競技車両はカッコイイ!
来年もWRCが日本で開催されることを切に願っています。
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