シューティングブレーク?
「シューティングブレーク」
何なのでしょう?
「シューティングブレーク」とは、ボディタイプの一種。
英語で書くと、”Shooting brake”
元々は、狩猟用のオープン馬車のことを指していましたが、現代では3ドア(または5ドア)スポーツクーペの要素を持つ流線型のステーションワゴンを意味することが多いです。
”ステーションワゴンとは違うの?🤔”
という素朴な疑問が湧きますが、ボディ形状を見ると、まぁ確かに似ているといえば似ています。
ただ、ステーションワゴンはあくまで人と荷物を載せることを主目的としていて、積載性重視。
一方のシューティングブレークは、スポーツとしての狩猟用であることから、猟銃や狩猟道具を積みながらもスポーツライクでスマートなデザインであることが重要。
そのため、ステーションワゴンがスクエアなデザインが多いのに対して、シューティングブレークは曲線的だったり、リアハッチに向かってなだらかな稜線を描いたデザインが多くなっています。
お洒落度が大事⁈
昔、ボルボ850エステートというステーションワゴンに乗っていました。
とにかく人もゆったり乗れて、荷物もたっぷり積める優秀なクルマで、これを寝床にあちこちのサーキットにレース観戦に行きました。
そう、サーキットって近くにホテルがないところばかりなので、車中泊にはステーションワゴンが便利なのです。
シューティングブレークではどうでしょう?
前述のとおり、リア側の容積を減らしてでもスタイル優先でデザインされているので、かなり大柄なモデルでない限り居住性や積載性はステーションワゴンに劣ります。
以前、メルセデスベンツのCLAクラスシューティングブレークに試乗したことがありますが、後席に乗ったら頭が天井につっかえました😅 ←身長174cmなので特別大柄ではありません
このタイプでも車中泊はできるでしょうが、そういったパーパスは想定していないと思います。
現代のシューティングブレークは、やはり都会的で洒落たシチュエーションに溶け込むのではないでしょうか。
人も荷物もそこそこ積めて、流麗なスタイリングとほど良い走り=都会派のお洒落なクルマ✨
このタイプに大切なのは、きっとお洒落度…です。
どんなクルマがあるの?
そんなお洒落なクルマ、シューティングブレーク。
世界にはどんなモデルがあるのでしょう?
引用元:WEB CG https://www.webcg.net/articles/gallery/38370#image-2
フェラーリGTCルッソT
言わずと知れた世界が誇るスーパーカーメーカー・フェラーリが輩出したシューティングブレーク。
3.9L V型8気筒DOHCターボによる走りは、真のスポーツカーそのもの。
大人4人がちゃんと乗れるところも高評価。
引用元:WEB CG https://www.webcg.net/articles/gallery/42730#image-5
メルセデス最小のシューティングブレーク。
適度なサイズ感とパワーユニットで、過不足ない走りを提供してくれます。
ベースのAクラスではリアサスペンションがトーションビーム式となるグレードがありますが、こちらは全てマルチリンク式。
お手頃価格も好印象。
引用元:WEB CG https://www.webcg.net/articles/gallery/37539#image-12
1986年から1990年まで発売されていたモデル。
今見るとなかなか洒落たエクステリアデザインで、これに乗っていたら注目されそう。
エンジンはCA16DE型直列4気筒DOHCでスポーティな走りも期待できます。
ドアやシートデザインは、幻のスーパーカー、MID-4のそれを踏襲しているという、これぞお洒落!といった凝った造り。
いかがでしたか?
あまり聞き慣れないシューティングブレークというジャンル。
ご覧いただいたとおりお洒落なクルマばかりですね。
SUVに飽きたという方や他人とはちょっと違ったお洒落さを演出したいという方にはピッタリのモデルです。
おしゃれ番長を自認するあなた、シューティングブレークな生活始めませんか?
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