これからどうなる?
2023年7月18日のニュース
政府は、ウクライナ侵略を続けるロシアへの追加制裁として、中古車も含めた乗用車の輸出規制を大幅に強化する方針であることがわかった。
ロシアでは、品質が良く値崩れしにくい日本の中古車の人気が高い。
日本は、米国や欧州連合(EU)と足並みをそろえ、経済制裁の効果を高める。
外国為替及び外国貿易法(外為法)に基づく輸出貿易管理令の改正を7月中にも閣議決定し、早ければ8月上旬にも適用される見通しだ。
日本は昨年4月から、600万円を超える高級車のロシアへの輸出を禁止してきた。
今回は新たに、排気量1900ccを超えるガソリン車とディーゼル車に加え、すべてのハイブリッド車とプラグインハイブリッド車、電気自動車(EV)を禁輸対象とする。
引用元:中古車の対ロシア輸出規制を強化、経済制裁で米欧と足並み…排気量1900cc超が対象に(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a93ed7b5e9b1255e18ad6f30721bf4035491843c
ご覧のように対ロシアへの中古車輸出規制が8月上旬から始まります。
それ自体の是非はここでは論じませんが、これによって想定される社会問題のひとつが自動車盗難。
盗難事案はこれまでも数多く発生し、既に社会問題となっていることは皆さんもご承知でしょう。では、何が社会問題のひとつとして想定されるのか?
この規制によってこれから先どうなっていくのか?
あくまで個人の考察として論じます。
ターゲットが変わる⁈
自動車盗難のターゲットが変わるのではないか?
これが最大の問題です。
前述のとおり、「排気量1900ccを超えるガソリン車とディーゼル車に加え、すべてのハイブリッド車とプラグインハイブリッド車、電気自動車(EV)を禁輸対象」とすることになれば、これらのクルマは盗難してもロシアへ輸出できない。
それでは商売にならない窃盗団は、次なるターゲットを考えることになるのではないでしょうか⁈🤔
これまではランドクルーザーやレクサスLXなどのSUVが狙われる確率が高く、中部から西日本を中心に暗躍する窃盗団に次々と盗まれました。
盗難されたクルマの多くは海外輸出され、現地で売り捌かれていると言われています。
その輸出先は、自動車製造を産業として持ち合わせない中東やロシア(ラーダのようにごく少量生産しているものもありますが…)がメインでしょう。
8月から規制が始まれば、それまでノーマークだった小型SUVやミニバンなどがターゲットとなる可能性も…
狙われるのは
想像の域を出ない話ですが、金額と排気量で規制されれば自ずと次なるターゲットが絞れそうです。
例えば、トヨタ・C-HRやヤリスクロス、ホンダ・ヴェゼルといった1.5LクラスのSUVやトヨタ・シエンタ、ホンダ・ステップワゴンAIRのようなミニバンがその候補になりそうです。
引用元:MOTA https://autoc-one.jp/hikaku/5001677/
この他にも、もしかしたら日産・キューブキュービックやスズキ・ジムニーシエラなどの少し古い中古車なども狙われる可能性もあります。
いずれにしても、規制が強化されたからといって窃盗を自粛するような輩ではありません。
日頃から愛車の管理にはくれぐれもお気をつけて!
※繰り返しになりますがあくまで個人の見解ですので、記事の部分的引用等は絶対になさらぬようにお願いします。
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