愛車の空気圧、ご存知ですか?
ご存知のとおり、クルマにはタイヤが付いていて、これが転がって走る乗り物です。
そのタイヤは、ゴムと金属ワイヤーで出来ていて、中に空気を入れて膨らましています。
つまり、空気が抜けたらタイヤはぺしゃんこ。
入れ過ぎたら破裂します。
当たり前のことを言っていますが、それでは問題!
愛車のタイヤ、指定空気圧は何kpa? 何bar? 何PSI?
さあ、いくつ🤔
ちょっとイジワルでしたかね😜
即答できる方は、相当なクルマ通か愛車”愛” 溢れる方だと思います。
それくらい多くの方はタイヤや空気圧に興味を持たれていません。
以前、タイヤの管理の回でもお話ししたとおり、道路と接している唯一のパーツがタイヤ=タイヤは命を乗せているということです。
故に、非常に重要かつ注意すべきパーツと言えるでしょう。
空気圧がもたらす功罪
それでは、その空気圧がタイヤにどう影響を与えるのか。
簡単にお話しします。
クルマによって、それぞれ空気圧の値が指定されています。
何故か?
それは、クルマ個々の重さや出せる速度などに違いがあるからです。
またタイヤの規格によっても空気圧は変動します。
指定空気圧は、取扱説明書に必ず記載されていますし、車種によってばらばらですが、車体のどこかにラベルが貼ってありますので確認しておきましょう!
(大抵、ドアを開けたところに貼ってあります)
さて、それでは空気圧が高かったり、低かったりしたらどうなるのか?🤔
【指定値より低過ぎる場合】
①ハンドルを取られるなど操縦安定性が低下する
②タイヤの接地面積(道路に接する面積)が広がり燃費が悪化する
③内圧(タイヤ内の空気圧)が異常上昇してバースト(破裂)する可能性がある
④ハイドロプレーニング*1やスタンディングウェーブ*2といった現象を引き起こす
【指定値より高過ぎる場合】
①ハンドルが利きにくいなど操縦安定性が低下する
②接地面積が適正でなく偏摩耗が起きる
③路面段差などに過敏になり乗り心地が悪化する
④タイヤが傷つきやすくなり損傷する恐れがある
特に怖いのが、低過ぎることで起きる③、④の現象。
高速道路で発生しやすく、体験したことのない方だと事故に繋がりやすいと思われます。
【空気圧を適正に管理していると…】
①タイヤ性能を十分に発揮できハンドルやブレーキの利きが良くなる
②転がり抵抗(タイヤの回り方)が小さくなり燃費が向上する
③タイヤがしなやかにたわみ乗り心地が良くなる
と、良いこと尽くめです👍
空気は自然と抜けていきます。
月に一度は空気圧を測って、適正な管理を励行しましょう。
空気圧の管理方法
最後に空気圧はどうやって測るの?管理すればいいの?という疑問にお答えします。
まず、どこで測るか。
自宅:エアゲージ(空気圧計)を用意して測定します。
ガソリンスタンド:必ずエアゲージ付きの空気入れが備えてあり、無料で使えます。
ディーラー、カー用品販売店、タイヤ専門店:無料で空気圧を測ってくれるサービスがありますのでお問い合わせください。
次に、自分で行う際の手順です。
①エアバルブキャップを外す
②エアゲージのアダプターをバルブに強く押し付ける
③ゲージを確認する
④必要に応じて、自動車用空気入れで空気を注入する
(自動車にも使えるポンプ👆 kojackも愛用しています)
⑤エアバルブキャップを閉める
簡単ですね😉
最後に、内圧換算表を添えておきます。
空気圧を測る単位は国によって違うので、ご自分で行う場合は、単位をよく見て注入する量を間違えないよう十分気を付けてください。
日本の単位は「kgf/cm²」ですが、今はkpaが主流となっています。
因みに、
PSI(Pound per square inch)
kpa(kilopascal)
bar(bar)
指定空気圧の単位とエアゲージの単位が異なっていたら、上の換算表で合わせてくださいね!
よーく確認です👀
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