これが原点
日産といえば「スカイライン」や「フェアレディZ」など人気車を多く抱えている一大自動車メーカーですが、実は「スカイライン」は元々プリンス自動車工業という別会社の主力車種でした。(合併により日産が継続生産)
日産生え抜きのスペシャリティカーといえば、『シルビア』です。
引用元:B-cles https://b-cles.jp/car/silvia_1st.html
フェアレディZはスポーツカーですから、日産が世に送り出した最初のスペシャリティカーこそシルビアということになります。
まさに、これが原点。
初代シルビア(CSP311)は、1965年、ダットサン・フェアレディ(SP310)のシャシーに1.6L OHV直列4気筒エンジンを搭載し、「クリスプカット」と呼ばれる美しいデザインのクーペボディを架装して登場しました。
日産では初となるフロントディスクブレーキや4速フルシンクロトランスミッションなど、最先端の技術が投入されています。
大人カッコイイ
シルビアは初代から既に成熟したデザインで、とにかく外見からしておしゃれでカッコイイ。
”大人が乗るクーペ” といった雰囲気を醸し出しています。
これに反して案外ハードな乗り心地だったようで、車両価格が高価だったこともあり、商業的には成功とはいえない結果でした。
生産期間は3年余りで、生産台数は554台。
これが後に稀少価値を生むことになります。
そして、この「大人カッコイイ」というコンセプトは歴代モデルに引き継がれていくことになりますが、3代目(S110)、5代目(S13)にそのDNAが色濃く受け継がれ、大ヒットモデルとなったことは皆さん周知のことでしょう。
引用元:MOTA https://autoc-one.jp/nissan/silvia/
特に5代目(S13)は、「ART FORCE SILVIA」のCMコピーでその美貌をフィーチャリングし、国産車では初となるグッドデザイン賞を受賞するなど、シルビアの本分である大人カッコイイ美しさが評価されたのです。
ファンな気持ち
kojackは元々S13に乗っていましたし、高校生の頃はS110の大ファンで将来はこれに乗ろうとまで考えていたので、そういう意味ではもう40年以上シルビアのファンということになります。
先ほど来申し上げているように、その美しさは時代時代の中でひと際目立つ存在であり、本当におしゃれでカッコイイと思わせるクルマでした。
わけても初代シルビアは究極といっても過言ではないほど完成されたデザインで、日産が誇るスペシャリティカーと断言できる存在。
7世代にわたるシリーズに連綿と受け継がれたこのコンセプトは、他に類を見ない伝統の域に達するもの。
それだけに初代シルビアのデザインがいかに計算されたものだったかということが推察できます。
こんな洒落たクルマがガレージに鎮座していたら、毎日引き籠ってしまうかもしれませんね。
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