急増する自動車盗難
今に始まったことではありませんが、いわゆる自動車盗難の被害が急増しています。
神奈川県警管内では、令和5年1月の自動車盗難発生件数は37件で、前年同月比208.3％とまさに急増中！
全国的に見ると、令和4年度の自動車盗難の発生件数別では、
愛知県（884件）
大阪府（652件）
千葉県（627件）
埼玉県（606件）
茨城県（587件）
がワースト5。
首都圏（一都六県）のうち三県がランクインしているという事実。
関東には狙われやすいクルマが集まっているということでしょう。
盗まれた！
もしあなたが大切な愛車を盗まれたらどうしますか？
当事者となったらパニックになって何も手につかない状態になるでしょうね。
kojackもそうなると思います💦
そこで、平常時にシミュレーションしておくことも大切です。
①警察署へ盗難届
まずは最寄りも警察署や交番で盗難届を提出します。ナンバーや車種などの情報を聞かれるので、日頃からスマホなどに必要となる情報は登録しておきましょう。
盗難届が受理されると受理番号が交付されます。後の各種手続きで必要となるので記録しておきます。
②自動車税の申し立て
都道府県税事務所に盗難の申し立てを行います。状況により減税や還付が受けられます。なお、軽自動車税の場合は、市区町村へお問い合わせください。
③陸運局・自動車検査登録事務所で抹消手続き
すぐ見つかることもあるので急いで手続きしなくてもよいですが、抹消手続きをしておけば税金が賦課されることはありません。
抹消には、一時抹消と永久抹消があるので状況によりどちらか選択します。
手続きには、車検証（ある場合）、登録事項等証明書（車検証がない場合）ナンバープレート（ある場合）、所有車の印鑑証明、実印などが必要です。
愛車のナンバー、車台番号、エンジン形式、登録日、所有者、使用者などのデータはスマホなどに記録しておくと、盗難被害に遭った時役立ちます。
また、月極やコイン式駐車場で盗まれた場合は、管理会社に、防犯カメラの映像を消去しないよう保全連絡しておきましょう。
これが一番役立つ情報となるので。
その場で映像を入手できれば最良です。
まずは予防
いろいろと盗難防止グッズが発売されていますが、実際にはイタチごっこなのが現状。
ハンドルバーやタイヤロックなども壊されて盗まれる例が報告されているので、気休め程度かも…
ただ、盗難防止アラーム（セキュリティアラーム）は周囲に異常を知らせる意味では効果がありそう。
自分が月極駐車場から離れていても、近所の人が聞きつけて見に行ってくれることもある（たとえ野次馬としてでも犯人は怯む可能性あり）し、なにより大きな警報音が鳴り響けば逃げることもあるでしょう。
あとはステアリング自体をレーシングカーのように取り外し式にするとか…
さすがにステアリングが無ければ乗れないし。
早いとこメーカーに、虹彩認証システムによるエンジン始動制御を導入してもらいたいですね。
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