X1/9
フィアットX1/9は、128ベースのスポーツ・スパイダー。
ボディデザインを担当したのは、ランボルギーニのデザイナーでもあるベルトーネのマルチェロ・ガンディーニ。
引用元:B-cles car https://b-cles.jp/car/fiat_x1_9.html
ベルトーネらしい直線基調のラインは鋭利かつCOOLで、近未来的な印象を与えます。
ミッドシップに搭載されるパワートレインは1.3L SOHC直列4気筒。
わずか75ps/9.9kgmしか発揮しませんが、880kgしかない軽量ボディを170km/hまで引っ張ります。
シビライズ・スポーツ
X1/9の最大の特徴は、フィアットが生み出した庶民派スポーツカーであること。
フェラーリやランボルギーニのように高価で超高性能なマシンではなく、誰もが気軽に手にでき、思い切ってアクセルを踏める。
そんな親しみやすく、乗る者を選ばないフレンドリーなところがX1/9のウリなのです。
とはいえ、あのマルチェロ・ガンディーニの手によるデザインは非常にまとまりがあり、現代でも十二分に通用する力を持っています。
引用元:B-cles car https://b-cles.jp/car/fiat_x1_9.html
リトラクタブルライトの造形やコーダトロンカ(伊語で「切り落とされた尻尾」の意)のリアデザインなどは当時のトレンドを取り入れつつ、キャラクターラインなどは控え製造コストも抑えていることが分かります。
インテリアもエッジの効いたデザインで、まさにイタリアンスポーツ。
日本のメーカーがこんなクルマを作ってくれたら、きっとクルマ離れも少しは解消されるのでは⁈
勇気がいります
過去に何回かX1/9を買おうか悩んだ時期がありました。
一度くらい乗ってみたい、いや所有してみたい。
そんな魅力のあるクルマです。
ただし、本気で買うとなったらいろいろと気をつけないといけないクルマでもあります。
まず、ボディの防錆の問題。
当時モノはどれも似たり寄ったりではありますが、廉価モデルだけに防錆が弱く錆が出やすい。
また、初期モデルはエアコンもなく非常に暑い上、ミッドシップの弱点であるオーバーヒートもウィークポイント。
仕様や仕向地が多様であるがために品質管理もばらばらで、ハズレくじを引く可能性が高いのも難点。
と、まあ挙げればキリがありませんが、好きなら突撃~ってクルマですから😉
決断には勇気がいりますが、買ってしまえばなんとかなります。
ゆっくり時間をかけて仕上げていくのも、また楽しいかもね~。
そんな性懲りもないクルマ馬鹿の独り言でした。
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