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今回は、時間貸し駐車場のハナシです。
思わず二度見
先日、近所をぶらぶら散歩していたら、新しくオープンした時間貸し駐車場を発見!
思わず二度見してしまいました。
まあ、時間貸し駐車場なんて別に珍しくないのですが、なぜ二度見するほど興味を惹かれたのかというと…
その訳は、駐車場の看板にありました。
引用元:旭東不動産 https://www.kyokuto-real.jp/info/page_472.html
こんな感じの看板だったのです。
何が不思議だったかわかりますか?
答えは「料金前払い式」です。
時間貸し駐車場といえば、普通は利用時間に応じて出庫時に料金精算を行いますが、前払い式となれば事前に利用時間を決めて料金を支払うのでしょう。
となると…
ムクムクと湧き上がる疑問の数々。
予定時間より早く出庫したら返金してくれるのか?
時間が過ぎた時は超過料金をどう支払うのか?
そんなことを考えながら、キョロキョロと周囲を見回して、さらに疑問が…
コレ、大丈夫?
駐車場全容を見渡すと、あることに気づきます。
まず路面は砂利敷き。今時、砂利敷き?
それに区画はトラロープで仕切ってあり、輪止めは単管パイプ。
区画にはセンサーもない模様。
さらに驚いたのが監視カメラもない!
えっ?コレ、大丈夫?
これじゃ、いつ入庫していつ出庫したかわからないのでは?
つまり適正な料金を支払ったか管理できないのではないでしょうか。
一体どういうシステムなんだろう⁈🤔
きちんと収益を上げられるのかな⁈
静かなトレンド
気になって少しエリアを広げて調査すると、あちこちに少しずつ前払い式駐車場が増えていました。知らんかった😅
良く調べてみると、静かなトレンドのようです。
料金前払い式駐車場のメリット、デメリットは次のとおり。
【メリット】
①初期投資コストを削減できる。
車両を検知しなくてもよい料金体系を取っているため、初期投資コストを抑えることができます。
前払い式コインパーキングは以下の費用を削減できます。
◆フラップ式コインパーキングと比較して削減できる費用
・路面舗装代
・フラップ板代
・フラップ板設置代
・車室枠や車室番号のライン工事代
チケット式(前払い式)コインパーキングは、砂利敷きの土地であっても、トラロープなどで車室の枠を作るだけで営業することができます。
②運営コストを削減できる。
チケット購入機、防犯カメラなど必要な機器類が少ないため、機器トラブルは少なくメンテナンスの頻度も少なくてすみます。
【デメリット】
①不正駐車されやすい。
車両を固定する機器がないため、利用者に気軽に使ってもらうことができますが、集金業務を行っている会社にヒアリングしたところ、平均して1~2割程度の不正駐車が発生しているようです。
②不正駐車対策が必要になる。
不正駐車対策のためには、防犯カメラの複数設置、駐車場の巡回頻度を多くするなどが必要になります。
③短時間利用者が減る。
短時間の駐車料金が割高になることが多いため、短時間利用者には敬遠されます。
④利用実態を把握しにくい。
従来式パーキングでは車両検知機器があれば、利用時間やピーク時の稼働率などがわかるため、データ分析して料金体系の見直しなどに役立てることができます。
一方、前払い式パーキングでは、各車の駐車時間やピーク時の駐車台数などがわからないため、利用実態を把握しにくいというデメリットがあります。
やっぱりね。
そりゃそうでしょう、何も防犯対策していないんだから😉
日本ならではの方式ですよね。
世知辛い世の中で、ちょっとほっこりするものが広がりつつあることは良いことかな。
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