今回は、リトラクタブルヘッドライトのハナシです。
にゅい~ん
「リトラクタブルヘッドライト」ってわかりますか?
明るさとか消費電力のこととは全然関係ないんですよ。
もちろん最新の技術でもない。 むしろ過去の遺産😅
「リトラクタブルヘッドライト」というのは、通常時はヘッドライトがボディに中に格納されていて、点灯する時にせり上がってくるものを指します。
例えば、こんなヤツです。
昔のスーパーカーとかスポーツカーによく採用されていましたね。
日本でも、ホンダ・NSXや日産・180SX、マツダ・RX-7とか… 他にもたくさんありますね😅
モーターで上げ下げするので、大抵のクルマは ”にゅい~~ん” て感じの作動音とともに上がったり下がったり。
なんともいえないギミックですよね。
ぴょこ目が可愛い
このリトラクタブルヘッドライト(リトラ)は、本来、空気抵抗をより低減させるための工夫だったのですが、まあ、市販車でそこまで気にしているオーナーは数えるほどでしょう。
どちらかというと、スポーツカーのアイデンティティのようなものとして認知されていて、リトラだとカッコイイとか速そうとか、イメージとしての要素が強いワケです。
一方、クルマはモデルごとにデザインが異なり、特にスポーツカーは前述のとおり空気抵抗をより小さくしながら、より多くの空気を採り入れる工夫がなされています。
少しでも速く、力強くするための努力なのですが、その結果として出来上がった形が意外にもファニーで可愛いものになることがあったりして。
kojackは昔からリトラのことを「ぴょこ目」と勝手に呼んでいます。
単純にぴょこっとライトが飛び出すからなんですが、車種によってせり上がった時の表情が千差万別なんですね。
特に古いクルマは現代と違いヘッドライトが丸形で大きいので、せり上がるアクションも大きめ。
さらに丸いライトがぴょこんと飛び出すと、なんともいえない可愛い表情に…
さっきまでカッコつけていたのに、急にファニーフェイスに変身して、クルマ好きにとってはこれもまた愛すべきポイントとなるのです。
お気に入りは
しかして、kojackのお気に入りリトラはこの2台。
歴代愛車の中でも最高に可愛いのがコレ。
【ユーノス・ロードスター(NA6CE)】
引用元:webモーターマガジン https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17394428/album/16794062/image/16902315
見たまんまww
映画「カーズ」にも出ていそうな顔つきですよね。
ちょっと困り顔っぽい半笑いがいいんです。
もう一台はコチラ。
【フェラーリ・328GTB】
こちらもカエルちゃん顔🐸
まさにぴょこ目の代表格でしょう。
普段はこんな感じですましていますけれども…
いかがでしたか?
リトラが作るファニーフェイス。
可愛いですよね。
今では生産コストやメンテナンス性、何よりライトバルブの技術革新によるプロジェクター+LEDの普及が進み、リトラは消えゆく運命となりました。
でも、ライトスイッチを捻るたび、ぴょこっと飛び出すリトラも面白くて捨て難いなぁ。
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