※この記事は、2021/11/27に公開した内容をリライトしたものです。
中古車はピンキリ
免許を取ったら、やっぱり自分のクルマが欲しくなりますね~😄
kojackもそうでした。これまで20台のクルマに乗ってきましたが、もちろんその殆どは中古車です。
ディーラーや中古車専門店、果ては個人売買までいろいろな売買形態の中で得た経験と知識をもとに、
”はじめてのクルマ購入で、何をどうしたらよいのかわからない😰”
という初心者の方々に、クルマ道を邁進するkojackが失敗しないクルマ選びのコツをお教えします。
まず最初に知っていただきたいことがあります。
それは中古車はピンキリだということ。
”そんなの当たり前ー!”って思われる方もいらっしゃると思いますが、ピンキリの中身が重要なんです。
正規ディーラーで扱っている中古車でも必ずしも程度の良いものばかりではありませんし、小さな町の中古車さんでも程度極上のクルマを扱っているお店もあります。
それでは、その中身を順番に説明していきましょう。
①事故車
まず、初心者が手を出してはいけないものがあります。
それは「事故車」と呼ばれるものや店頭やネットで「修復歴あり」と表示されているクルマ。
これは、事故やその他の原因で自動車の土台となるフレーム部分が損傷して、それを修理(又は交換)した経歴があるクルマを指します。
自動車公正取引協議会などの団体が定めた規約に定義されています。
同じ年式や走行距離にも関わらず値段が安いものや目玉商品として広告されるものにはこういったクルマが含まれています。
では、事故車の何が問題なのでしょうか。
実は、多かれ少なかれほとんどのクルマは修理されています。
”ちょっと擦った” とか ”バックでぶつけちゃった” といったものから ”追突されてオカマ掘られた~” なんてものまで程度の差こそあれ鈑金修理で綺麗に直されています。
事故車のようなものでも、腕の良い職人さんが完璧に修理すれば正直言って問題ないとkojackは考えています。
ただし!!!こういったクルマを見極める目がないと本当にひどい目に遭うので、敢えてここでは ”事故車、修復歴ありは手を出してはいけない”、と書きました。
②修復歴なし
次に、目にするのが「修復歴なし」という表示でしょう。
”これは修復されていないんだから安心でしょ?” と思われる方も多いの思うのですが、ここには制度上の落とし穴があります。
先述の業界団体の規約ではフレームまで及ぶ修理を行った時のみ「修復歴あり」と表示する取り決めになっていますので、それより軽い事故なら修理しても、交換しても「修復歴なし」となります。
さきほど言ったように、ほとんどのクルマは修理されているんです。
だから、見た目はきれいでもどこまで壊れていて、どれだけ修理したのかはあなたの目で確かめて判断するしかないのです。
でも、初めてクルマを買うのにそんな慧眼は持ち合わせていませんよね。
そこでkojackが中古車売買の経験者として、後ほど目利きのポイントを伝授しますのでご安心を🙋
ここまでは気を付けるべきクルマについてお話ししてきましたが、あと一つ、中古車ならではの制度があります。
③オークション
それは、「オークション」
言葉のとおり、様々な中古車を一堂に集めて競りで売買する制度です。
中古車は名前のとおり誰かが乗っていたクルマが売りに出されたもの。
つまり、新車のように欲しい人が注文すればすぐに手に入るというわけではないんですね。
人気のクルマはなかなか中古車市場には出回らずプレミアがつくものもあるし、不人気車は市場に溢れて値崩れします。
そのため、ディーラーや中古車専門店では定期的にオークションに参加して売れ筋のクルマを買い付けて店頭に並べています。
ディーラーだから下取りだけということはありません。
オークションに参加する買付人はプロばかりなので、品質(程度)や価格も妥当なものですが人気や需要に左右されるので、安く買えるとは限りません。
ただ、中古車屋さんに依頼すれば、人気車種でも比較的早く欲しいクルマが手に入る可能性は高くなります。
④新古車
最後に「新古車」というのをご紹介しておきます。
新車と中古車の間に位置するクルマを指します。
”間” とは何か?
それは、ディーラーの販売制度や会社の会計制度上に発生する ”間” なのです。
そもそも新車というのはお客さんが注文した内容に沿って自動車会社が製造して販売されているものと思われるでしょうが、実際にはそれでは時間がかかるのである程度会社側で売れ筋を推測して先に作っておくのです。
これが全部売れれば何の問題もありませんが、なかなかそうはいきません。
どんな会社でも決算があり、ディーラーには月間販売台数のノルマもあります。
そのため、ある一定の時期になると売れ残ったクルマを形式的に登録してナンバーを取り、財務会計上は売れたことにします。
でも、これではディーラーは1円も儲からないので、このクルマを中古車として販売するのです。
もちろん形式的に登録しただけなので誰も乗っていませんし、傷や汚れもありません。
クルマ自体は新車、でも登録書類上は中古車というワケ😉
また、新古車にはもう一つのルートがあります。
それは新車ディーラーが試乗車としてほんのちょっとだけ走ったクルマを中古車として販売する形。
こちらはいろいろな人が試し乗りしたものなので、多少は傷や汚れはありますが、基本的に短い期間だけチョイ乗りしたものなので不具合などは出にくいと思います。
いかがでしょうか?
中古車がピンキリという意味はご理解いただけましたか?
初めてクルマを買う皆さんにはできるだけ良いものを手にしていただいて、楽しいクルマ道を歩んでいただきたいと切に願っています😌
今回はココまで😉
続きは後編で…
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