kojack-ferrariのクルマ道

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ホントは知らない駐車禁止場所 ~ひとまず読んで覚えておこう!~

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駐車とは?

難しい話は抜きにしたいのですが、最初に「駐車」という言葉の定義(意味)だけは記しておきます。

駐車とはどういうことなのか、道路交通法 第2条第18項に定めています。

駐車 車両等が客待ち、荷待ち、貨物の積卸し、故障その他の理由により継続的に停止すること(貨物の積卸しのための停止で五分を超えない時間内のもの及び人の乗降のための停止を除く。)、又は車両等が停止し、かつ、当該車両等の運転をする者(以下「運転者」という。)がその車両等を離れて直ちに運転することができない状態にあることをいう。
引用元:道路交通法 | e-Gov法令検索

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105

つまり…

・何かを待つため5分を超えてずっと車を停めている
 または、
・車を停めてその運転者さんがすぐ運転できない状態
ということになります。

👆ポイント

・故障で動けない状態であっても5分を経過すれば「駐車」となること
・停めた車から運転者さんが見えないと「駐車」となること

コーヒーを買うためコンビニに入っていただけなのですぐ運転できると主張しても、路上から店内の運転者が見えないと駐車と見なされますのでご注意を!



また、「駐車」以外で車を停めることを「停車」といいます。

「駐車」とはどういう状態を指すかわかったところで、では、駐車禁止となる場所はどこなのか、次の章でご説明します。

駐(停)車禁止となる場所

クルマに乗っていれば当然停めることだってありますよね。
ご飯を食べに、買い物するのに、ちょっと休憩…

先ほど記したように、クルマを停めるとほとんどの場合、法律上は「駐車」となります。
 
この「駐車」という扱いが問題なのです。
 
どこでも好きな場所に停めてよいわけではなく、道路交通法では様々な駐(停)車禁止の場所が定められています。
細かい法律の話は省いて、どこに停めてはいけないのか、具体的に記します。f:id:kojack-ferrari:20211214101242p:plain
また、車両は、車両の右側の道路上に3.5m以上(道路標識等によって距離が指定されているときは、その距離)の余地がない場所では駐車できません。

駐車禁止(駐停車禁止)の標識というのはコレですね👇

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左側【駐車禁止】
右側【駐停車禁止】

さて、ここまでお読みいただいて駐車と駐(停)車禁止の場所については何となくお分かりいただけたかと思います。

ただ、文章で読むだけでは何となく分かっただけで、実は思い違いしていることってありませんか?
実をいうとkojackもこのブログをまとめるまでいくつか思い違いをしていました。
 
そこで、駐(停)車禁止場所の例を分かりやすい図にまとめたサイトがありますのでご紹介します。
 除外標章を掲出しても除外の対象とならない場所(例) 警視庁 (tokyo.lg.jp)
 (リンク先:警視庁ホームページ)

特に細かい規定があるのは路側帯での駐車。左右の余地について理解していないと無余地違反に該当する場合もあるので注意が必要です。

 駐車違反となる場所・駐車方法 (toiyacho-terrace.jp)
 (リンク先:問屋町テラスホームページ)
うっかり停めてしまうのが、民家の車庫や駐車場から3m以内の場所。”ちょっと離れているから大丈夫だろう”と思っていても、実は駐車禁止区域ということもあります。

マナー違反となる駐車

前章では、道路交通法に定められた駐車禁止区域についてお話ししてきましたが、さすがに交差点の中や曲がり角にクルマを停める方は少ないと思います。

でも、こんなところはどうでしょうか?
 
例えば…
大通りに面しているが駐車場のないスーパーマーケットやコンビニの前。
交差点から離れているし、右側の余地も十分にある。何よりみんな停めているし…
なんてことはありませんか?
 
これは明らかなマナー違反です!
大通りであれば交流量もあり、右側からの乗降でドアを開閉した際に通過するバイクや自転車、時には自動車と接触し事故を誘発する可能性が高いです。
また、クルマが陰となって子供の飛び出しなど人身事故の誘因にもなり得るのです。

こんな例もあります。

店や民家の駐車場出入口から5mほど離れた場所なので駐車禁止区域ではないので停めてしまっても問題ない…
という感じでクルマを無断で停めていく人を見かけます。



店や民家に出入りするクルマのサイズや道路形状によっては3mでは通行の邪魔になったり、クルマの出入りの障害となる可能性があります。

このような場合は、店員さんや民家の家人にひと声かけて了解を得てから停めましょう。
 
また、生活道路に路上駐車する際はたとえ法律上問題がなくても、救急や消防などの緊急車両が来ることも想定して長時間駐車や車両から遠く離れての駐車は遠慮しましょう。

停め方によっては、緊急車両の通行の妨げになったり、救出作業等の邪魔になることも考えられます。

これは命に関わることですので、法律以前にマナーとして心がけたいものです😌 

以上、具体的な駐(停)車禁止場所と駐車マナーについてお話ししました。


免許取得の際にはよくお勉強したのに、読んでみたら”あれっ❓”なんていうことはありませんでしたかw
 
特に出先で様子が分からない場所での駐車には気を付けたいものです。
是非、今一度駐車禁止となる場所を読み返して覚えてくださいね。

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