スカイラインの陰に隠れて
最近、目にすることが多くなった旧車。
中でも日産スカイライン（通称：ハコスカ）などは、休日ともなれば一台や二台すれ違う勢いで走っています。
スカイラインに限っていえば、「GT-R伝説」がその背景にあって、クルマ好きにとっては特別…を越して神格化されているといってもよいほど。
それ故、中古車価格も急騰し、令和5年3月現在、2000GTで700万円～1,000万円、GT-Rでは3,000万円～5,000万円と異常とも思える爆上がりぶり！
こんなの普通のサラリーマンではまず手が届きません。
中古車サイトをなんとなく眺めながら溜め息をついていて、ふと目に留まったのが「ブルーバード（510型）」
1967年に登場したシリーズ三代目のモデルです。
ラリーでも活躍した人気モデルですが、スカイラインの陰に隠れて中古車市場でもまだそれほど火は点いていません。
なかなかカッコイイし、プライスもなんとかなりそう…
ブルといえば
日産ブルーバードは1959年に初代が発売されてから十代目が2001年に生産終了となるまで40年以上にわたり、日産の中核車種としてファンから支持されてきました。
シリーズの中でも特に人気だったのが、この510型。
非常にオードドックスなノッチバックのボディスタイルに、1.3L～1.8Lのバラエティに富んだエンジンをラインナップして、幅広いユーザーを獲得。
商業的にも大きな成功を収めた、隠れた名車です。
510ブルは、ベースグレードと『SSS』（スーパー・スポーツ・セダン）と呼ばれる上級グレードがありますが、やはり狙うなら『SSS』でしょう。
サスペンションは日産初の四輪独立懸架方式を採用。
ラリーでの輝かしい戦績と相まって、走りをアピールしたスポーツセダンとして、その地位を確立しました。
狙うはコレ！
こんなことを書くとファンの方からお叱りを受けるかもしれませんが、イヤらしい話、この先10年したら、ブルーバードの稀少価値もそこそこ見込めるのでは…なんて考えたりします。
そこで、もし今から510ブルを狙うなら、こんなモデルが良いのでは？と思います。
最有力は、トップグレードの「1800SSS」
引用元：Nostalgic Hero https://nosweb.jp/nostalgichero/articles/detail/4276
2/4ドアセダンで、1970年9月～1971年9月までという非常に限られた期間しか販売されていないので稀少性は抜群。
強いて言うなら、2ドアはさらに珍しいので狙う価値があるのでは⁈
もう一つ挙げるなら「1600SSS」
引用元：Nostalgic Hero https://nosweb.jp/nostalgichero/articles/detail/4276
こちらは2ドアクーペで、シーケンシャルウィンカー（3連リレー式で流れるウィンカー）搭載のモデルがカッコイイ。
レストアベースならそれほど高くないし、じっくり時間をかけてレストアするのも楽しいと思います。
仕上がった頃に上手くいけば費用回収も夢ではなかったりして😜
あまり不埒なことばかり考えていると罰が当たるので、今日はこの辺で。
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